この記事では、同企画内で「BIGクラス(over750cc)」にカテゴライズされる、排気量1300ccクラス以上のノミネート車をまとめて紹介します。
Honda Gold Wing Tour
H-001(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
ホンダが誇る最高級ツアラー。二輪車用エアバッグシステムやAndroid Autoを標準採用し、61Lの大容量リアトランクを搭載。リアトランクの形状に合わせて、タンデムシートのバックレストの角度を寝かせ、高さもプラスしてタンデムでの快適性も抜群。細部までブラックアウトされた新色が2022年モデルで追加され、継続色とあわせて全3色のラインアップとなった。国内仕様車は、ゴールドウイングとともにDCT仕様車のみの設定となる。
Honda Gold Wing
H-002(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
二輪車唯一のフラット6エンジンを搭載し、ライダーに快適さをもたらす充実した装備を誇るプレミアム・ツアラー。55Wスピーカーの採用、イコライザーの設定変更による音質の追求、音量の車速感応式自動調整レベルの最適化などオーディオシステムが充実しており、Android Autoを標準装備。2022年モデルはカラーバリエーションが変更された。なお、ゴールドウイングは2022年10月生産分をもって生産終了するとホンダが正式に発表している。
SUZUKI Hayabusa
S-001(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
1999年にデビュー、2008年にフルモデルチェンジ、そして、2021年4月にモデルチェンジした3代目が国内導入された。ルックス、空力特性、フレームやエンジンも細部にわたる改良によって完成度をアップ。新たに電子制御デバイスを統合したS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)を採用。また、発売時にはスズキ初のカラーオーダープランも設定され話題となった。
2022年6月1日には、2022年モデルが発表された。3色設定の標準カラーバリエーションを一新。そして再びカラーオーダープランを期間限定で受け付ける。カラーオーダープランで選べる組み合わせは全18色。実質、一時的に計21色ものカラーバリエーション展開となる。2022年モデルの発売日は6月28日だ。
YAMAHA FJR1300A/FJR1300AS/FJR1300A 20th Anniversary Edition/FJR1300AS 20th Anniversary Edition
Y-001(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
ヤマハ製スポーツツアラーの旗艦として2001年に欧州デビュー。2016年のモデルチェンジで6速ミッション化されD-MODEも搭載。ASはYCC-Sの採用でボタン操作による変速が可能で、LEDコーナリングランプも採用されている。2022年2月に20周年記念モデルが発売されたが、このモデルをもって国内仕様は生産終了となる。
Honda CB1300 SUPER FOUR/CB1300 SUPER FOUR SP
H-003(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
「PROJECT BIG-1」の堂々たるネイキッドスタイルと、1284㏄という大排気量直4エンジンの力強さによって、根強く支持されているCBシリーズの最高峰モデル。2021年3月のモデルチェンジで採用されたスロットルバイワイヤを活かして最新の電子制御デバイスを装備。また、オーリンズ製の前後サスペンション、ブレンボ製ブレーキを標準装備とした上級スポーティバージョンのSPも、新型ベースとなってラインアップされている。
Honda CB1300 SUPER BOL D’OR/CB1300 SUPER BOL D'OR SP
H-004(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
CB1300SFで高く評価されてきたスポーティかつ安定感のある乗り味に、ハーフカウル装備し高速走行での快適さを加えたスポーツツアラー。このCB1300SBも2021年3月のモデルチェンジで、ライディングモード、セレクタブルトルクコントロールなどの電子制御デバイスが追加。その中でもクルーズコントロールが採用されたことで、ツーリング適性はさらに向上している。また、足まわりを強化した上級スポーティバージョンのSPもバリエーション設定されている。