この記事では、同企画内で「750クラス(401~750cc)」にカテゴライズされる、ミドルクラスのフルカウルスポーツ・スーパースポーツモデルをまとめて紹介します。
Honda CBR650R
H-018(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)

総排気量:648cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:810mm
車両重量:206kg
税込価格:105万6000円 / 108万9000円(グランプリレッド)
最適な剛性バランスのフレーム、倒立フォークや軽量な新型ホイールなどで軽快で上質なライディングフィールを実現したミドル4気筒スポーツ。エンジンは高回転域の出力を向上させるのと同時に、アシストスリッパークラッチやHSTCを採用する。
2021年モデルでシートカウルのデザインとフロントフォークの仕様に変更を受けている。
Honda CBR600RR
H-020(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)

総排気量:599cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:820mm
車両重量:194kg
税込価格:160万6000円
2020年に復活した本格スーパースポーツ。長きにわたりプロダクションレースで活躍し、高く評価されてきた従来モデルのフレームやエンジンのポテンシャルを磨き上げ最高出力121PSを実現。車体姿勢推定システムで制御される各種電子制御デバイスもプラス。ウイングレットも備えた空力特性に優れたボディをまとうなど、大幅な進化を遂げている。
YAMAHA YZF-R7 ABS/YZF-R7 ABS WGP 60th Anniversary
Y-009(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)

総排気量:688cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:835mm
車両重量:188kg
税込価格
YZF-R7 ABS:99万9900円
YZF-R7 ABS WGP 60th Anniversary:105万4900円
※写真はYZF-R7 ABS WGP 60th Anniversary
スーパースポーツ・YZF-Rシリーズの新たなミドルモデル。かつて存在した同名モデルとは直接関連はない。メカニズムのベースは、トータルバランスの高いネイキッドスポーツのMT-07。
エンジンやフレームなど、MT-07の基本コンポーネンツを活かしながら「Skinny Proportion for Perfect Control」(完璧なコントロールのための小ささ)というコンセプトのレーシーなフルカウルを装着。スチール製フレームにアルミ製ブレースを装着し、各部の締付剛性の最適化と合わせ剛性アップ。正立だったフォークも倒立化され、リアサスもセッティング変更、ブレーキも強化。
もちろんポジションも変更されるなど、スーパースポーツらしく仕立てられている。国内では2022年2月に登場し、ヤマハの世界GP参戦60周年の記念モデルも限定で発売されている。
Kawasaki Ninja650/Ninja650 KRT EDITION
K-013(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)

総排気量:649cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:790mm
車両重量:194kg
税込価格:91万3000円
※写真はNinja650
ER-6系がルーツの650㏄水冷並列2気筒エンジンを鋼管トレリスフレームに搭載したフルカウルスポーツ。2020年モデルでモデルチェンジし、アッパーカウルのデザイン変更とヘッドライトのLED化、スマホとの接続機能を備えたカラー液晶メーターが採用された。
2022年モデルは新排出ガス適応とカラーリングの変更を受けた。スーパーバイク世界選手権に参戦するカワサキチームのレプリカカラーを採用した、KRTエディションもバリエーションでラインアップする。
Kawasaki Ninja ZX-6R/Ninja ZX-6R KRT EDITION
k-017(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)

総排気量:636cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:830mm
車両重量:197kg
税込価格:137万5000円
※写真はKRT EDITION
排気量を636㏄にまで拡大することで、パワフルさとフレキシブルさを両立させたパワー特性を実現。トラクションコントロール、パワーモード、ABSなどのライダーを支援する最新の電子制御デバイスも装備し、サーキット走行だけではなく幅広いシチュエーションをカバーできるオールラウンドなスーパースポーツに仕立てている。
2022年モデルはボディカラーが変更がされた。カワサキのワークスレーサーのレプリカカラーを採用したKRTエディションもラインアップ。