この記事では、同企画内で「250クラス(126~250cc)」にカテゴライズされる、ネイキッド&クルーザーモデルをまとめて紹介します。
Honda CB250R
H-029(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
ベーシックで軽快な250ccライトウェイトスポーツ。2019年4月のマイナーチェンジで前後サスペンションやステップバーの形状を見直し、シート高も5mm低くして足つき性を重視した設定となった。このとき同時に、IMU付ABSが標準装備されている。
そして2022年7月21日、さらなる新型がリリースされる。倒立フロントフォークをショーワ製SFF-BPにグレードアップ。アシスト&スリッパークラッチも新採用。液晶メーターにはギアポジションインジケーターが追加された。なお合わせて最新の排ガス規制に対応させている。
Honda Rebel 250
H-030(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
レブル250は、スリムで軽量な取り回しやすい車体に、力強く扱いやすい249cc水冷単気筒エンジンを搭載。乗りやすさ、使い勝手の良さ、スポーティさを巧みにバランスさせた万能クルーザーとして幅広い層のライダーから絶大な人気を誇っている。
現行モデルは2020年3月に登場、評価の高いメカニズムやパッケージはそのまま、灯火類のオールLED化、アシスト&スリッパークラッチの採用、前後サスペンションの設定変更など細かな改良で完成度をアップ。
Honda Rebel 250 S Edition
H-031(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
2020年にベースモデルのレブル250がモデルチェンジを受けたのと同時に追加されたのがバリエーションモデルの「Sエディション」。ヘッドライトカウルやフォークブーツ、ダイヤモンドステッチのシートで個性的スタイルに変身させたモデルだ。2022年1月に新色が追加され全2色のラインアップとなった。
YAMAHA MT-25 ABS
Y-019(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
ヤマハのネイキッドスポーツ・MTシリーズの一員である250cc版のMT-25。フルカウルのYZF-R25から、フレームやサスペンション、エンジンといった主要パーツを継承、アップハンドル化を施したモデルだ。
2019年に外装の変更や倒立フォーク装着といった改良を受け、スタイリングは上級モデルのMT-09を想わせる、プロジェクタータイプのLEDヘッドライトを活かしたフロントマスクで雰囲気を大きく変え、フル液晶の新型メーターも採用している。
5月発売の2022年モデルでは、平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、アンダーカウル形状を変更。アクセサリーとしてクイックシフターも用意されている。
SUZUKI GIXXER 250
S-013(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
新たなオイル冷却方法・SOCS(スズキ・オイル・クーリング・システム)を採用した249cc油冷単気筒エンジンを搭載するジクサー250。スリムで軽量、ライディングポジションもオーソドックスで扱いやすさが光る一台た。
新設計のスイングアームとしっかりとしたサスペンションにより、街乗り・ツーリング・スポーツ走行と幅広い用途に対応できるマルチユースぶりも魅力。
SUZUKI GIXXER 150
S-018(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
剛性感のある車体とサスペンション、粘り強いパワー特性を備えた154cc空冷単気筒エンジンがもたらす軽快な走りと扱いやすい性格、高い実用性を併せ持つライトウエイトスポーツ。燃費性能の高さもたびたび話題となっている。
2020年のモデルチェンジでLEDヘッドライトを採用、フロントブレーキもABS化された。2021年モデルはカラーリング・ラインアップが変更され、全3色の設定となった。
Kawasaki Z250
K-022(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
完成度の高い250ccスーパースポーツとして根強く支持されるニンジャ250をベースに、フルカウルを取り払ってアップライトなポジションとした、スポーツネイキッド・Zシリーズの250ccバージョン。
ニンジャ250譲りの力強く切れ味鋭いパフォーマンスと、Zシリーズの個性的スタイリングが魅力だ。2022年モデルは1色のみの設定となる。