まとめ:オートバイ編集部
第3位
ヤマハ「ビーノ」
ポップでおしゃれなスクーターの先駆者!
スクーター需要の中心は125ccへ移りつつあるが、そんな中でもジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー2022の「50クラス」で多くのポイントを集め、3位にランクインしたのがビーノ。1997年の初代デビュー時から、女性ユーザーをターゲットにしたレトロ&ポップなスタイリングと高いレベルの実用性によって大人気となり、以降もモデルチェンジを繰り返し、4スト化、FI化、豊富なカラーバリエーション展開などで人気をキープしてきた。
2018年登場の現行型からホンダとの提携によるOEMモデルとなったが、個性的なスタイルはそのままで、人気も変わらない。ファッショナブルで手軽なコミューターとしての魅力が今回の結果につながっている。
第2位
ホンダ「クロスカブ50」
タフな走りとフロント14インチの小柄なフォルムも魅力
クロスカブはスーパカブの機能性に、オフロードモデル的なタフさを感じさせるディテールを組み合わせ、遊び心と個性という新しいカブの魅力を開拓した。その50㏄バージョンであるクロスカブ50が当ランキング2位に。
パイプ製ヘッドライトガードが目立つ個性的スタイルは、兄貴分のクロスカブ110と同様。110は2022年に17インチホイールをキャスト化、フロントブレーキもディスク化されたが、クロスカブ50は、前後14インチホイール&ドラムブレーキという従来の足回りを継続。リーズナブルな価格設定も魅力だ。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 1840×720×1050mm |
ホイールベース | 1225mm |
最低地上高 | 131mm |
シート高 | 740mm |
車両重量 | 100kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC単気筒 |
総排気量 | 49cc |
ボア×ストローク | 37.8×44.0mm |
圧縮比 | 10.0 |
最高出力 | 2.7kW(3.7PS)/7500rpm |
最大トルク | 3.8N・m(0.39kgf・m)/5500rpm |
燃料タンク容量 | 4.3L |
変速機形式 | 4速リターン |
キャスター角 | 26° 30´ |
トレール量 | 57mm |
タイヤサイズ(前・後) | 70/100-14・80/100-14 |
ブレーキ形式(前・後) | ドラム・ドラム |
メーカー希望小売価格 | 30万8000円(消費税10%込) |