まとめ:オートバイ編集部
第1位
ホンダ「スーパーカブ50」
オートバイの原点とも言うべき機能性と美しさ
独創的なデザインとメカニズムで50ccとして驚異的な実用性と高性能を両立させ、ホンダを世界的なメーカーに飛躍させた小さな名車・初代スーパーカブC100は1959年にデビュー。それ以降、スーパーカブは新しい技術も取り入れて60年以上にわたり進化を続けながらロングセラーとなっていった。今はスーパーカブ50として、ビジネス用途はもちろん、パーソナルコミューターとしても絶大な信頼を集めている。
ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤーの50クラスでのスーパーカブ50は、2021年まで兄弟モデルのクロスカブ50が4連覇していた陰に隠れ、4年連続の2位とだった。しかし、2022年はついにトップの座をクロスカブから奪取。レトロなスタイルと使い勝手の良さというスタンダードな「カブらしさ」に再び注目が集まったというところだろう。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 1860×695×1040mm |
ホイールベース | 1210mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 735mm |
車両重量 | 96kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC単気筒 |
総排気量 | 49cc |
ボア×ストローク | 37.8×44.0mm |
圧縮比 | 10.0 |
最高出力 | 2.7kW(3.7PS)/7500rpm |
最大トルク | 3.8N・m(0.39kgf・m)/5500rpm |
燃料タンク容量 | 4.3L |
変速機形式 | 4速リターン |
キャスター角 | 26° 30´ |
トレール量 | 72mm |
タイヤサイズ(前・後) | 60/100-17・60/100-17 |
ブレーキ形式(前・後) | ドラム・ドラム |
メーカー希望小売価格 | 24万7500円(消費税10%込) |
まとめ
今回のバイク・オブ・ザ・イヤーでも50クラスは激戦となり、昨年の王者・クロスカブを破ってスーパーカブ50が王座に就いた。世界を代表する偉大な1台の魅力は、いつの時代も色褪せることはない。
ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー2022
原付一種50ccクラスBEST10
順位 | メーカー | 車名 | POINT |
---|---|---|---|
1 | Honda | Super Cub 50 | 7232 |
2 | Honda | CROSS CUB 50 | 6328 |
3 | YAMAHA | Vino | 1843 |
4 | YAMAHA | E-Vino | 1739 |
5 | YAMAHA | JOG | 1601 |
6 | Honda | Super Cub 50 PRO | 1218 |
7 | SUZUKI | ADDRESS V50 | 834 |
8 | Honda | Dunk | 765 |
9 | Honda | GIORNO | 696 |
10 | Honda | GYRO CANOPY | 591 |
まとめ:オートバイ編集部
※このランキングは、月刊『オートバイ』2022年10月号で発表したものになります(投票期間は2022年6月1日~7月31日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。