ヤマハ「R125」2023年モデル・欧州仕様車の特徴
「YZF-R7」ルックの新デザインに! トラクションコントロールやフルカラー液晶メーターも搭載
2008年に初代「YZF-R125」が登場して以来、今回発表された2023年モデルの「R125」で4世代目に進化。サーキットからフィードバックされた最新技術によって、スポーティな走りを楽しむためのハイパフォーマンスを実現するという、シリーズの基本コンセプトは変わらない。
新しい「R125」でまず目を引くのは、新しいスタイリングとなったフルカウル。2022年モデルでデビューしたシリーズのミドルバージョン「YZF-R7」と共通したイメージを採用。バイファンクションLED ヘッドライトをM型ダクトの中央に配置、スマートなLEDポジションライトを備えたフロントマスクなどで、優れた空力特性を備えながら、レーシーで個性的なイメージも表現する。
可変バルブ機構のVVAが組み合わせられ、アシスト&スリッパークラッチも装備する125cc水冷単気筒エンジンには、新たにトラクションコントロールを追加。特に全開加速時に効果を発揮する。さらにオプション設定されるクイックシフター装着のための配線も追加された。
シリーズの最高峰モデル「YZF-R1」にインスパイアされたデザインが目立つ、高品質なアッパートリプルクランプも装着。KYB製倒立フォークなど前後サスペンションの基本構成は受け継がれているが、標準装着されるタイヤは、ドライ路面はもちろんウェットでも強力なパフォーマンス実現するミシュラン・パイロットストリートとなり、優れたロードホールディングと機敏なコーナリングを実現。
メーターは5インチカラーTFT液晶パネルを採用した「YZF-R1」風のデザインで、トラックモード、ストリートモードという2つの表示モードも選択できるものに一新。好みに合わせてセッティング可能なシフトインジケーターも搭載されている。
さらにこのメーターは、スマホとの連携のためのコネクティビティ機能も装備。MyRideアプリをインストールしたスマホとBluetooth接続、着信の通知をはじめ様々な機能が利用可能になる。
ヤマハ「R125」2023年モデル・欧州仕様車のカラーバリエーション
この新しい「R125」のボディカラーは、アイコンブルー、テックブラックという2タイプが設定されている。
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ヤマハ「R125」2023年モデル・欧州仕様車の公式動画・写真
ヤマハ「R125」2023年モデル・欧州仕様車の主なスペック
全長×全幅×全高 | 1990×790×1145mm |
ホイールベース | 1325mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | 144kg |
エンジン形式 | 水冷4ストOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 125cc |
ボア×ストローク | 52×58.7mm |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 15PS/10000rpm |
最大トルク | 1.16kg-m/8000rpm |
燃料タンク容量 | 11L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 26° |
トレール | 95mm |
タイヤサイズ(前・後) | 110/80R17・140/70R17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ292mmディスク・Φ220mmディスク |
まとめ:小松信夫