ホンダは2022年11月8日、EICMA2022(ミラノショー)で欧州市場向けモデル「MSX125 GROM」の2023年型を発表した。
ホンダ「グロム」欧州仕様・2023年モデルの特徴
カラーやグラフィックで印象ががらりと変わるグロム
ホンダ「グロム」は2013年のデビュー以来、度重なるモデルチェンジを経て、ミニバイクスポーツモデルとしてすっかり定着した。
現行型は、2021年のフルモデルチェンジで、新エンジンを搭載、ミッションもそれまでの4速から5速に。また外装パーツが簡単に脱着できるようになり、カスタムを楽しみやすくなったのも大きな特徴だ。
日本での車名は「グロム」だが、欧州では「MSX125 GROM」の名称で販売されている。その2023年モデルがEICMA2022(ミラノショー)で公開された。
欧州仕様の2023年モデルは、現行型をベースに新色を追加。日本未発表の「スプレンデッドブルー」と「マットディムグレーメタリック」が新たに登場している。
「マットディムグレーメタリック」は、CRF1100Lアフリカツインにインスパイアされたビッグロゴを採用。ゴールドカラーのホイールもスペシャル感を演出している。
これらの新色が日本でも展開されるのかについては発表されていない。
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ホンダ「グロム」欧州仕様・2023年モデルの主なスペック
全長×全幅×全高 | 1760×720×1015mm |
ホイールベース | 1200mm |
最低地上高 | 180mm |
シート高 | 761mm |
車両重量 | 103kg |
エンジン形式 | 空冷4ストSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 125cc |
ボア×ストローク | 50.0×63.1mm |
圧縮比 | 10.0 |
最高出力 | 7.2kW/7250rpm |
最大トルク | 10.5N・m/5500rpm |
燃料タンク容量 | 6L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 25゜ |
トレール量 | 81mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70-12・130/70-12 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ220mmシングルディスク・Φ190mmシングルディスク |
まとめ:西野鉄兵