キジマ「グリップヒーター GH08」テスト&レポート
コストパフォーマンス抜群の質実剛健モデル
耐久性の高さと低価格で安定した人気を保っているのがキジマのスイッチ別体式グリップヒーター。温度調整は5段階で、気温26℃の室内計測ではスイッチを入れて5分後に約40℃〜60℃、30分後には約60℃〜90℃まで発熱。実際は外気温が低く走行風を受ける環境で使用するためここまで高温にはならないが、トップレベルの暖かさを提供してくれる。なにより8800円という低価格だから、「グリップヒーターって効果あるの?」という人もぜひ試して欲しい。
同社のラインアップにはGH08シリーズのほかにスイッチ一体型のGH07シリーズ、スロットルパイプを内蔵したことにより装着の手間を大幅に省けるGH10シリーズもあり、それぞれにインチバー(Φ25.4mm)用も用意されている。さらに別売りの電源取り出しハーネスや電源分岐ユニットまで揃っていることも心強い。
文:太田安治/写真:森 浩輔、南 孝幸