兄弟車のレブル同様、CLにも2気筒ユニットを搭載する500がラインアップされる。国内で撮影した実車の写真を交えながら、その全容に迫っていこう。
文:太田安治、小松信夫、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、南 孝幸

ホンダ「CL500」特徴

画像: Honda CL500 国内での販売価格・発売時期は未定

Honda CL500

国内での販売価格・発売時期は未定

ツインエンジンらしい力強い走りを楽しめる

レブル250と共通部分の多い車体に、471ccの水冷並列2気筒エンジンを積んだレブル250の上級モデル・レブル500があるように、レブル250から派生したCL250にも、兄貴分のCL500がラインアップされる。

現代版CL250の特徴である、かつてオフロードを走るために生み出され、現在では個性的な存在感を感じさせながら街を軽快に走るのに最適と評価されるようになったスクランブラースタイルは、そのままCL500にも採用される。

CL250よりもパワフルなそのエンジンがもたらす動力性能で、ワイルドなスクランブラーらしさが一層強調された乗り味に加え、大きな並列2気筒エンジンを積むCL500は、単気筒エンジンのCL250よりエンジン自体のボリューム感があるので、ルックスにも迫力がある。このようにCL500は、CL250とは一味違った魅力を備えているモデルなのだ。

ホンダ「CL500」太田安治の実車チェック

画像: ホンダ「CL500」太田安治の実車チェック

かつてのCLシリーズは50ccから450ccまでだったので、この500はCL史上最大排気量となる。

ベースとなったレブル500は車検と免許制度の関係から国内セールスは今ひとつだが、実際に走らせると2気筒エンジンのスムーズさ、パワー的な余裕を感じるシーンは高速道路クルージングから街乗りまで想像以上に多い。

となれば、乗り心地が改善されているはずのCL500は、大型バイクからの乗り換え候補に挙がるだろう。

ホンダ「CL500」カラーバリエーション

欧州ではすでに市販車が登場。カラーバリエーションは4色設定されている。

キャンディカリビアンブルーシー

画像1: ホンダ「CL500」カラーバリエーション

マットローレルグリーンメタリック

画像2: ホンダ「CL500」カラーバリエーション

キャンディエナジーオレンジ

画像3: ホンダ「CL500」カラーバリエーション

マットガンパウダーメタリック

画像4: ホンダ「CL500」カラーバリエーション

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    キャンディエナジーオレンジ
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