Moto2マシンのエンジンサプライヤーとしても知られるトライアンフが、そのノウハウを惜しみなく投入した、究極のストリートトリプル「MOTO2エディション」を発表した。史上最強のスペックを誇る最強マシンの全貌を見ていこう。

トライアンフ「ストリートトリプル765 MOTO2 エディション」特徴

画像: TRIUMPH STREET TRIPLE 765 MOTO2 EDITION 総排気量:765cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 シート高:839mm 車両重量:188kg 発売時期:2023年6月以降 税込価格:189万5000円

TRIUMPH STREET TRIPLE 765 MOTO2 EDITION

総排気量:765cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:839mm
車両重量:188kg

発売時期:2023年6月以降
税込価格:189万5000円

世界最高峰の戦いで培ったノウハウを投入!

トライアンフの新型ストリートトリプルファミリーの中でも注目なのが、限定モデルの「MOTO2エディション」だ。

2019年からモト2のエンジンサプライヤーとして、独自の3気筒エンジンを供給しているトライアンフだが、そのエンジンのベースとなっているのが、このストリートトリプル765のユニット。世界最高峰の舞台で培ったノウハウを惜しみなく投入したこのMOTO2エディションは、そうした意味でまさに「公道を走るレーシングマシン」と言えるだろう。

注目のエンジンは、ピストン、コンロッドなどのムービングパーツを一新し、圧縮比もアップさせることで、7PSアップの130PSを発揮。これに組み合わされるギアボックスも新しいものだ。シリーズ最強のスペックと走りを、早く日本でも堪能したい。

トライアンフ「ストリートトリプル765 MOTO2 エディション」注目ポイント

画像: 専用グラフィックを与えられる特別な1台。カラーはレーシングイエローとクリスタルホワイトの2色が用意される。

専用グラフィックを与えられる特別な1台。カラーはレーシングイエローとクリスタルホワイトの2色が用意される。

画像: フロントフォークはオーリンズ製のNIX30を採用。ブレーキキャリパーはブレンボ製で、ホイールには専用ピンストライプも入る。

フロントフォークはオーリンズ製のNIX30を採用。ブレーキキャリパーはブレンボ製で、ホイールには専用ピンストライプも入る。

画像: リアサスペンションもオーリンズ製で、ピギーバックタイプのSTX40モノショックを採用。シリーズ最強のパワーを受け止める。

リアサスペンションもオーリンズ製で、ピギーバックタイプのSTX40モノショックを採用。シリーズ最強のパワーを受け止める。

画像: ハンドルはシリーズ唯一のクリップオンで、戦闘的なライディングポジションを実現。トップブリッジにはシリアルナンバーも入る。

ハンドルはシリーズ唯一のクリップオンで、戦闘的なライディングポジションを実現。トップブリッジにはシリアルナンバーも入る。

画像: タンクやテールには「Moto2」のロゴがあしらわれる。これを誇示できるのはエンジンサプライヤーであるこその特権だ。

タンクやテールには「Moto2」のロゴがあしらわれる。これを誇示できるのはエンジンサプライヤーであるこその特権だ。

画像: レーシングイメージの強いマシンだけに、シングルシートカバーが良く似合う。もちろんタンデムも可能な仕様となっている。

レーシングイメージの強いマシンだけに、シングルシートカバーが良く似合う。もちろんタンデムも可能な仕様となっている。

トライアンフ「ストリートトリプル765 MOTO2 エディション」スペック・価格

全長×全幅×全高NA×765×1051mm
ホイールベース1395mm
シート高839mm
車両重量188kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
総排気量765cc
ボア×ストローク78.0×53.4mm
圧縮比13.25
最高出力130PS (95.6kW) /12000rpm
最大トルク80N・m(8.15kgf-m)/9500rpm
燃料タンク容量15L
変速機形式6速リターン
キャスター角23.0°
トレール量95.3mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・180/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク
メーカー希望小売価格189万5000円(消費税10%込)

まとめ:オートバイ編集部

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