ホンダ「グロム」特徴
Honda GROM
総排気量：123cc
エンジン形式：空冷4ストOHC2バルブ単気筒
シート高：761m
車両重量：102kg
税込価格：38万5000円
4ミニのキビキビした走りを存分に楽しめる
「ユーザーが手軽にカスタマイズできる」ユニークなコンセプトで人気のグロム。2021年に登場した現行型は、それまで4速だったミッションを5速に変更、エンジンもロングストローク仕様の新タイプとするなど、メカニズムを大きく進化させて登場した。
その5速ミッションの採用で、前モデルより加減速がスムーズになった。パワーは従来とほぼ同じだが、最高速に到達するのはこちらが早いので、サーキットで楽しみたいライダーには大きな武器となるだろう。
ロングストロークの新エンジンは低回転域での粘り強さより、5000〜7000回転あたりの力強さが際立っており、これがストリートライディングの楽しさを大きく引き上げている。小径ホイールのコロコロと転がるようなコーナリング特性を生かした、キビキビとした走りを楽しめる1台だ。
ホンダ「グロム」カラーバリエーション
ボディカラーは「フォースシルバーメタリック」「マットガンパウダーブラックメタリック」の全2色。
フォースシルバーメタリック
マットガンパウダーブラックメタリック
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フォースシルバーメタリック
マットガンパウダーブラックメタリック
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ホンダ「グロム」注目ポイント
いわゆるヨコ型のエンジンはロングストローク化するとともに圧縮比をアップ。力強さに大きく磨きをかけている。
ブラック仕上げのホイールは5本スポーク、フォークは倒立。ABSはIMU制御のフロント1チャンネルタイプを採用している。
リアサスはモノショック。スイングアームは長めの設定で、しっかりとトラクションを路面に伝えてくれる。タイヤはIRC製。
大きなヘッドライトは上下2段式のLED。上がロービーム、下がハイビームで、ウインカーはオーソドックスな電球タイプ。
CB125Rなどと同タイプのデジタルメーターは、ギアポジションなども表示する多機能タイプ。こちらはノーマル液晶を採用する。
ホンダ「グロム」主なスペック・価格
| 全長×全幅×全高 | 1760×720×1015mm |
| ホイールベース | 1200mm |
| 最低地上高 | 180mm |
| シート高 | 761mm |
| 車両重量 | 102kg |
| エンジン形式 | 空冷4ストSOHC単気筒 |
| 総排気量 | 123cc |
| ボア×ストローク | 50.0×63.1mm |
| 圧縮比 | 10.0 |
| 最高出力 | 7.4kW（10PS）/7250rpm |
| 最大トルク | 11N・m（1.1kgf・m）/5500rpm |
| 燃料タンク容量 | 6.0L |
| 変速機形式 | 5速リターン |
| キャスター角 | 25゜00' |
| トレール量 | 81mm |
| タイヤサイズ（前・後） | 120/70-12 51L・130/70-12 56L |
| ブレーキ形式（前・後） | シングルディスク・シングルディスク |
| メーカー希望小売価格 | 38万5000円（消費税10％込） |
まとめ：オートバイ編集部／写真：南 孝幸／モデル：木川田ステラ
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