ホンダ「NT1100」に続く、アフリカツインエンジンを使用したロードスポーツは実に40年以上ぶりに登場した「メーカービルドカフェレーサー」。速くはない、でもちょっと速い。スゴくはない、でもヤルときゃヤルぜ。そんな存在のオートバイのことをカフェレーサーと呼ぶのだ。
文:中村浩史/写真:森 浩輔/撮影協力:ライダースベース リバティ

ホンダ「ホーク11」ライディングポジション・足つき性

シート高:820mm
ライダーの身長・体重:178cm・80kg

画像1: ホンダ「ホーク11」ライディングポジション・足つき性

820mmのシート高は、全幅の狭い2気筒車、足を降ろしやすいシート形状のため、身長170cmクラスで足つきの心配はなさそう。セパレートハンドルもグリップ位置は低すぎない。

画像2: ホンダ「ホーク11」ライディングポジション・足つき性

ホンダ「ホーク11」各部装備・ディテール解説

エンジン

アフリカツイン、レブルやNT1100と同系列のユニカム式SOHCパラツインを採用。270°クランクを採用した不等間隔爆発で、トラクション性能に優れ、心地いい鼓動感を感じさせる。


画像1: ホンダ「ホーク11」各部装備・ディテール解説

フロントサスペンション&ブレーキ

ショーワ製SFF-BPフロントフォークに、Φ310mmローター+ニッシン製4ピストンキャリパーをダブルでラジアルマウント。


画像2: ホンダ「ホーク11」各部装備・ディテール解説

リアサスペンション&ブレーキ

リアブレーキはΦ256mmローターに1ピストンキャリパーを採用。2次減速比はレブルよりNT、さらにホークの順にショート。


画像3: ホンダ「ホーク11」各部装備・ディテール解説

フロントカウル

ロケットカウルと呼ばれる砲弾型丸目1灯ヘッドライトつきハーフカウルを備えるホーク11。ヘッドライト、ウインカーはLED。


画像4: ホンダ「ホーク11」各部装備・ディテール解説

ミラー

バーエンドミラーならぬ、バーアンダーミラーを採用。斬新なデザインだが、ライダーの腕がじゃまで、後方視界は良くない。


画像5: ホンダ「ホーク11」各部装備・ディテール解説

メーター

丸デジタルメーターはギアポジション表示つきで、オド&ツイントリップ、瞬間&平均燃費、設定中のライディングモードを表示。


画像6: ホンダ「ホーク11」各部装備・ディテール解説

シート

サイドカバー下のキーホールで取り外し可能なダブルシート。シート下には標準装備のETC車載器とバッテリーアクセスがある。


画像7: ホンダ「ホーク11」各部装備・ディテール解説

テールまわり

スパッと思い切りテールエンドを切り落としたデザイン。テールランプ、ステーを介してマウントされるウィンカーもLEDを採用。


ホンダ「ホーク11」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2190×710×1160mm
ホイールベース1510mm
最低地上高200mm
シート高820mm
車両重量214kg
エンジン形式水冷4ストOHC(ユニカム)4バルブ並列2気筒
総排気量1082cc
ボア×ストローク92×81.4mm
圧縮比10.1
最高出力75kW(102PS)/7500rpm
最大トルク104N・m(10.6kgf・m)/6250rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角25°00'
トレール98mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C (58W)・180/55ZR17M/C (73W)
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格139万7000円(消費税10%込)

取材協力 ライダースベース リバティ 
〒252-0016 神奈川県座間市西栗原2-12-8 

画像8: ホンダ「ホーク11」インプレ(2023年)カフェレーサーとは何なのか? その歴史を振り返りながらライダースカフェへ

今回、撮影に協力いただいたのは、神奈川・座間のライダースベース・リバティ。ライダースカフェなだけではなく、ミーティングスポットであり、会員制のガレージ&メンテナンススペースでもある、ライダーが集まる、文字通り「ベース」になって欲しいとオープンしたスペースだ。シニア用の介護予防体操&脳トレスペースも併設。国道246沿いの、バイクで乗りつけたくなるベースだ。

画像: 走行会やトークショーも開催するリバティ。ここを起点にバイクユーザー間がどんどんつながっていく。

走行会やトークショーも開催するリバティ。ここを起点にバイクユーザー間がどんどんつながっていく。

画像: カフェの人気メニュー「Zama焼きそば」(950円~)。ちなみにアルコール類も販売していて、飲んでしまったらバイクをガレージに置いて帰ることもできる。

カフェの人気メニュー「Zama焼きそば」(950円~)。ちなみにアルコール類も販売していて、飲んでしまったらバイクをガレージに置いて帰ることもできる。

文:中村浩史/写真:森 浩輔/撮影協力:ライダースベース リバティ

This article is a sponsored article by
''.