文:中村浩史/写真:森 浩輔/撮影協力:ライダースベース リバティ
ホンダ「ホーク11」ライディングポジション・足つき性
シート高:820mm
ライダーの身長・体重:178cm・80kg
820mmのシート高は、全幅の狭い2気筒車、足を降ろしやすいシート形状のため、身長170cmクラスで足つきの心配はなさそう。セパレートハンドルもグリップ位置は低すぎない。
ホンダ「ホーク11」各部装備・ディテール解説
エンジン
アフリカツイン、レブルやNT1100と同系列のユニカム式SOHCパラツインを採用。270°クランクを採用した不等間隔爆発で、トラクション性能に優れ、心地いい鼓動感を感じさせる。
フロントサスペンション&ブレーキ
ショーワ製SFF-BPフロントフォークに、Φ310mmローター+ニッシン製4ピストンキャリパーをダブルでラジアルマウント。
リアサスペンション&ブレーキ
リアブレーキはΦ256mmローターに1ピストンキャリパーを採用。2次減速比はレブルよりNT、さらにホークの順にショート。
フロントカウル
ロケットカウルと呼ばれる砲弾型丸目1灯ヘッドライトつきハーフカウルを備えるホーク11。ヘッドライト、ウインカーはLED。
ミラー
バーエンドミラーならぬ、バーアンダーミラーを採用。斬新なデザインだが、ライダーの腕がじゃまで、後方視界は良くない。
メーター
丸デジタルメーターはギアポジション表示つきで、オド&ツイントリップ、瞬間&平均燃費、設定中のライディングモードを表示。
シート
サイドカバー下のキーホールで取り外し可能なダブルシート。シート下には標準装備のETC車載器とバッテリーアクセスがある。
テールまわり
スパッと思い切りテールエンドを切り落としたデザイン。テールランプ、ステーを介してマウントされるウィンカーもLEDを採用。
ホンダ「ホーク11」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2190×710×1160mm |
ホイールベース | 1510mm |
最低地上高 | 200mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | 214kg |
エンジン形式 | 水冷4ストOHC(ユニカム)4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 1082cc |
ボア×ストローク | 92×81.4mm |
圧縮比 | 10.1 |
最高出力 | 75kW(102PS)/7500rpm |
最大トルク | 104N・m(10.6kgf・m)/6250rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25°00' |
トレール | 98mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C (58W)・180/55ZR17M/C (73W) |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 139万7000円(消費税10%込) |
取材協力 ライダースベース リバティ
〒252-0016 神奈川県座間市西栗原2-12-8
今回、撮影に協力いただいたのは、神奈川・座間のライダースベース・リバティ。ライダースカフェなだけではなく、ミーティングスポットであり、会員制のガレージ&メンテナンススペースでもある、ライダーが集まる、文字通り「ベース」になって欲しいとオープンしたスペースだ。シニア用の介護予防体操&脳トレスペースも併設。国道246沿いの、バイクで乗りつけたくなるベースだ。
文:中村浩史/写真:森 浩輔/撮影協力:ライダースベース リバティ