ヤマハ「TMAX560」シリーズ 2023年モデルの特徴
オートマチック・スーパースポーツ「TMAX」の最新モデル
ヤマハの大型スポーツスクーター「TMAX」は2001年に国内で初登場。ビッグスクーターといえば、250ccや400ccの単気筒モデルが主流だったが、499ccの並列2気筒エンジンを搭載し、特別な一台としてブランド力を高めていった。
2022年7月には8世代目となる新型「TMAX560」がデビュー。排気量は561ccまで拡大され、多彩な電子制御装備やスマホのコネクト機能を備える大型TFT液晶メーターを搭載。フェイスデザインも一新された。
「TMAX560テックマックス」はグリップヒーター、シートヒーター、クルーズコントロール、高性能リアサスペンションなどを標準装備した上級モデルだ。
主な装備品一覧 | TMAX560 TECH MAX ABS | TMAX560 ABS |
---|---|---|
フロントスクリーン | 無段階電動調整式 (高さ110mm幅) | 2段階調整式 (高さ55mm差) |
グリップウォーマー | ● | 別売 |
シートヒーター | ● | - |
スマートキー | ● | ● |
USBソケット | ● | ● |
クルーズコントロールシステム | ● | - |
D-MODE(走行モード切替システム) | ● | ● |
エンジンワンプッシュスタート | ● | - |
リアサスペンション | ・スプリングプリロードアジャスター ・伸側減衰力アジャスター | - |
2023年モデルでは、カラーラインナップが変更された。「TMAX560」は、新色の「マットブルー」1色の設定。「TMAX560テックマックス」は、新色の「マットダークグレー」と継続色の「マットダークグリーン」2色の設定となる。
同時に車両価格が改定された。「TMAX560」は従来の136万4000円から新価格140万8000円に。「TMAX560テックマックス」は従来の155万1000円から新価格160万500円になっている(いずれも税込)。2023年モデルの発売日はいずれも2023年3月28日。
ヤマハ「TMAX560」シリーズ 2023年モデルのカラーバリエーション
TMAX560 ABS|マットブルーメタリック3(マットブルー/新色)
TMAX560 TECH MAX ABS|マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー/新色)
TMAX560 TECH MAX ABS|マットダークブルーイッシュグレーメタリック4(マットダークグリーン/継続色)
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ヤマハ「TMAX560」シリーズ 2023年モデルの主なスペック・価格
※《 》内はTMAX560 TECH MAX
全長×全幅×全高 | 2195×780×1415mm |
ホイールベース | 1575mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 218《220》kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 561cc |
ボア×ストローク | 70.0×73.0mm |
圧縮比 | 10.9 |
最高出力 | 35kW(48PS)/7500rpm |
最大トルク | 56N・m(5.7kgf・m)/5250rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | Vベルト式無段変速 |
キャスター角 | 26゜ |
トレール量 | 98mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70R15M/C 56H・160/60R15M/C 67H |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 140万8000円《160万500円》(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵