2023年4月13日、ヤマハ発動機は排気量320ccのスーパースポーツバイク「YZF-R3」の2023年モデルを発表した。全国の正規販売店で5月10日に発売される。
ヤマハ「YZF-R3」2023年モデルの特徴
平成32年排出ガス規制に対応、灯火類はフルLEDに
ヤマハ「YZF-R3」の初代モデルは2015年にデビュー。その後2019年にモデルチェンジ。このとき倒立フォークの採用や、スタイリング変更など大幅なアップデートが図られた。
320ccという排気量は、登場当初こそ珍しかったものの、弟分の「YZF-R25」(249cc)と同じ車格・車重で、パワフルなエンジンを搭載しているのは大きな魅力だ。いまでは普通自動二輪免許で運転できる定番のスーパースポーツモデルとなっている。
2023年モデルでは、エンジン性能を維持しながら平成32年(令和2年)排出ガス規制に対応。前後のウインカーにLEDが採用され、ヘッドライト・テールランプとあわせ灯火類はすべてLEDとなった。
また新たにアクセサリーパーツとして、「クイックシフター」が用意された(キット価格は税込2万2000円)。
ボディカラーは先に登場した「YZF-R25」の2023年モデルと同様、「パープル」「ブルー」「ブラック」の新色3色をラインナップ。車両価格は税込72万6000円。
ヤマハ「YZF-R3」2023年モデルのカラーバリエーション
ダークブルーイッシュパープルメタリック3(パープル)
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
ブラックメタリック12(ブラック)
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ヤマハ「YZF-R3」2023年モデルの主なスペック・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2090×730×1140mm |
ホイールベース | 1380mm |
最低地上高 | 160mm |
シート高 | 780mm |
車両重量 | 169kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 320cc |
ボア×ストローク | 68.0×44.1mm |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 31kW(42PS)/10750rpm |
最大トルク | 30N・m(3.1kgf・m)/9000rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25゜ |
トレール量 | 95mm |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70R17M/C(54H)・140/70R17M/C(66H) |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
製造国 | インドネシア |
メーカー希望小売価格 | 72万6000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵