文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
スズキ「Vストローム800DE」ライディングポジション・足つき性
シート高:855mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg

かかとは少し浮き気味になるが、足つき性は同クラスのオフローダーより格段によく、アドベンチャーモデルとしてはかなり取り回しやすい。立ち姿勢でのホールドはしっかりできるし、普通の姿勢では疲れ知らず。
スズキ「Vストローム800DE」各部装備・ディテール解説

これまでのVストロームシリーズのものとは違う、直線基調のスタイリングは、この800DEが新世代モデルであることを強く訴えかける。

20L容量の大きな燃料タンクを意識させないスマートなデザイン。ボディパネル形状の工夫でライダーとの一体感も高い。

270度クランクを備える新開発の水冷並列ツインユニットは、スズキクロスバランサーの採用で振動も小さく抑えられている。

スポーツランだけでなく、ロングラン時の疲労軽減にもつながるクイックシフターは標準装備。シフトアップ/ダウン双方向対応だ。

倒立フォークは220mmという余裕のあるストローク量。スポークホイールは21インチ径で、オフロード走行も視野に入れたもの。

リアサスペンションもフロントフォークと同じくストローク量220mmを確保。リアホイールは17インチ径を採用している。

クチバシ状のノーズが目立つフロントマスク。ヘッドライトはモノフォーカスLEDの2眼、スクリーンは高さを3段階に調整可能だ。

5インチのカラーTFTメーター。トラクションコントロールには、ダートを走行するときに便利な「G」モードが備わっている。

USBポートをメーター左側面に装備。最大出力5V、最大電流2Aで、スマートフォンやナビなどの充電や給電に使用できる。

タンデム一体のロングシートは、クッションの密度を吟味した造りで快適さも抜群。大型リアキャリアはグラブバーも兼ねた構造。

テールランプ、ウインカーは明るさと省電力に優れたLED。ウインカーは小ぶりなレンズ形状の新デザインを採用している。
スズキ「Vストローム800DE」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2345×975×1310mm |
ホイールベース | 1570mm |
最低地上高 | 220mm |
シート高 | 855mm |
車両重量 | 230kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 775cc |
ボア×ストローク | 84.0×70.0mm |
圧縮比 | 12.8 |
最高出力 | 60kW(82PS)/8500rpm |
最大トルク | 76N・m(7.7kgf・m)/6800rpm |
燃料タンク容量 | 20L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 28゜ |
トレール量 | 114mm |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-21M/C 54H・150/70R17M/C 69H |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
乗車定員 | 2人 |
燃料消費率(WMTCモード値) | 22.6km/L(クラス3、サブクラス3-2)1名乗車時 |
メーカー希望小売価格 | 132万円(消費税10%込) |
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸