カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の特徴
ラムエア加圧時の最高出力80PS、399ccの4気筒スーパースポーツ
海外で2023年2月に先行発表、日本では3~4月のモーターサイクルショーで初公開された新型スーパースポーツ「Ninja ZX-4R」シリーズの詳細が明らかとなった。
日本で販売されるのは「Ninja ZX-4R SE」と「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」になる。
エンジンは新設計の399cc・水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒。最高出力は77PS(ラムエア加圧時は80PS)を発揮する。
そのエンジンを搭載するシャーシは、スーパーバイク世界選手権に参戦しているレースマシン「Ninja ZX-10RR」の設計思想をフィードバックして開発されたもの。
フロントフォークは、プリロード調整機構が備わった専用セッティングのSHOWA SFF-BPフロントサスペンションを両車ともに採用。ZX-4RRには、ZX-10Rと同タイプのリアショックSHOWA製BFRC-liteが備わる。フロントブレーキにはセミフローティング・ダブルディスクを採用。
ハイテク装備も充実している。トラクションコントロールとパワーモードを統合したインテグレーテッドライディングモードを搭載。アップ/ダウンに対応するクイックシフターも標準装備。
メーターはスマートフォンとのBluetooth接続も可能な多機能4.3インチTFT液晶ディスプレイを採用。「SE」にはUSB電源ソケットも装備されている。
価格は「Ninja ZX-4R SE」が税込112万2000円、「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」が税込115万5000円。どちらも発売日は2023年7月15日。
「Ninja ZX-4R SE」に装備されるアクセサリー
・スモークウインドシールド
・USB電源ソケット
・フレームスライダー
「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」に装備されているリアサスペンション
・ZX-10Rと同タイプのフルアジャスタブルSHOWA製BFRC-liteリアショック
カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」のカラーバリエーション
「Ninja ZX-4R SE」は2カラーのラインナップ。「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」は車名の通りカワサキ・レーシング・チームのグラフィックをまとっている。
Ninja ZX-4R SE|カラー:メタリックフラットスパークブラック×メタリックマットグラフェンスチールグレー
Ninja ZX-4R SE|カラー:キャンディプラズマブルー×メタリックフラットスパークブラック
Ninja ZX-4RR KRT EDITION|カラー:ライムグリーン×エボニー
【アンケート】 あなたはどのモデルが好きですか?
お好きなモデルをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました。
カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の主なスペック・価格
※《 》内は「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」
全長×全幅×全高 | 1990×765×1110mm |
ホイールベース | 1380mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 190《189》kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 399cc |
ボア×ストローク | 57.0×39.1mm |
圧縮比 | 12.3 |
最高出力 | 57kW(77PS)/14500rpm ラムエア加圧時:59kW(80PS)/14500rpm |
最大トルク | 39N・m(4.0kgf・m)/13000rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 23.5° |
トレール量 | 97mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C 58W・160/60ZR17M/C 69W |
ブレーキ形式(前・後) | Φ290mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 112万2000円《115万5000円》(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵