カワサキ「エリミネーター」(海外モデル)特徴
トルクを大きく増強してスムーズな走りを実現
2023年6月6日に北米と欧州で海外仕様のエリミネーターが発表された。国内仕様とはエンジンの仕様が異なり、ボアは同じ70mmだが、ストロークを6.8mm延長した451cc仕様となっており、北米仕様ではパワースペックは未公表だが、最大トルクは4.38kg-mと、国内仕様よりひとまわり強力なものとなっている。
このスペックは、海外で根強い人気を誇る、ホンダのレブル500に近いもの。スタンダードと、ビキニカウル付きのSEというグレード構成は国内仕様と同じだが、国内仕様のSEに標準のドライブレコーダーやETC車載器は付属しない。
ボディカラーは国内と同じブラックのほかに、北米では専用色としてスタンダードはグレー、SEにはオレンジが用意される。国内導入の可能性は低そうだが、新色の追加には期待したいところだ。
カワサキ「エリミネーター」(海外モデル)カラーバリエーション
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カワサキ「エリミネーター」(海外モデル)主なスペック
※諸元は北米仕様
全長×全幅×全高 | 2250×785×1100mm |
ホイールベース | 1518.9mm |
最低地上高 | 149.8mm |
シート高 | 734mm |
車両重量 | 176kg(SEは178kg) |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 451cc |
ボア×ストローク | 70.0mm×58.6mm |
圧縮比 | 11.3 |
最高出力 | NA |
最大トルク | 43N・m(4.38kgf・m) |
燃料タンク容量 | 12.87L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 30゜ |
トレール量 | 121.9mm |
タイヤサイズ(前・後) | 130/70-18・150/80-16 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmシングルディスク・Φ240mmシングルディスク |
文:オートバイ編集部