この記事では、同企画内で「125クラス(51~125cc)」にカテゴライズされる、ホンダ「カブ」シリーズをまとめて紹介します。
Honda Super Cub C125
H-039(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
初代スーパーカブ・C100風のレトロなスタイルを上質に仕上げ、2018年にデビューしたスーパーカブC125。2021年にはモンキーにも搭載されたロングストロークの新型エンジンを採用、最高出力や燃費を向上し、同時に最新の排出ガス規制にも対応。前輪に動作する1チャンネルABSも標準装備となった。2023年モデルは新色を2色追加、継続色と合わせ計3色設定となった。
Honda CT125・ハンターカブ
H-040(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
スーパーカブの信頼性の高さ、扱いやすさ、軽快な走りを活かしながら、アウトドア・アクティビティを楽しむための移動手段として誕生したCT125・ハンターカブ。ストロークの長いフロントフォークやアップマフラー、前後ディスクブレーキを装備。かつて生産されていたハンターカブの機能的でクラシカルなイメージを、LEDヘッドライトなど現代的機能をミックスしながらスタイリングを巧みに再現している。
2022年12月に発売された現行モデルは、最新の排出ガス規制に対応しつつ、最高出力の向上を図った新エンジンを搭載。リアサスペンションには、5段階のスプリング初期荷重が調整可能なプリロードアジャスターを追加している。
Honda Super Cub 110/Super Cub 110 PRO
H-041(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
2008年に誕生した初代スーパーカブ110から熟成を重ねて完成度を高めてきた109cc空冷単気筒エンジンは、2017年にフルモデルチェンジを受け、粘り強いパワー特性と優れた燃費性能はそのままに、信頼性がこれまで以上に高まった。
さらに、2022年にモデルチェンジしロングストロークの新型エンジンを搭載、最新の排出ガス規制にも適合。前モデルまでは前後はワイヤースポークのホイールだったが、このモデルでは前後輪にキャストホイールとチューブレスタイヤを装備。フロントブレーキもディスク化された。
同時に配送業務向けモデルであるPROもモデルチェンジ。大きなリアキャリアや前カゴを装備するスタイルに変化はないが、新型エンジンと前後に14ンチのキャストホイール、フロントブレーキにはディスクカバーを採用したディスクブレーキを装備する。
Honda CROSS CUB 110/CROSS CUB 110・くまモンバージョン
H-042(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
スーパーカブ110をベースにアウトドアイメージをプラスし、ファンバイク的に仕立てたクロスカブ110。2022年にモデルチェンジを受け、新型ロングストロークエンジンと前後キャストホイール、前輪にはディスクブレーキとABSが採用された。タイヤは前後ともにチューブレスで、メーターパネル内にギアポジションや時計を表示する機能が追加された。熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」のエンブレムが備わった専用カラーもラインアップ。