現存するオートバイメーカーの中で一時、操業を停止していたとはいえ最古の部類に入るインディアン。FTRは現在の看板モデルのひとつだ。今回は「FTRスポーツ」でさまざまなシチュエーションを走り、その真価を探っていった。
文:中村浩史/撮影:松川 忍
文:中村浩史/撮影:松川 忍
インディアン「FTRスポーツ」カラーバリエーション
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インディアン「FTRスポーツ」ライディングポジション・足つき性
シート高:780mm
ライダー身長・体重:178cm・80kg
シート高は780mmと国産ビッグネイキッドと同等。シートはトラッカー風の段つきシートで、ややカドがあるものの、足つき性は悪くない。乗った時の沈み込みは少なめだった。
インディアン「FTRスポーツ」各部装備・ディテール解説
世界最高峰の機能を持つタッチスクリーンデジタルメーター
現行モデルのFTRスポーツ&Rカーボンのトピックが、4インチ(=約100mm)タッチスクリーン式メーターだ。まるでスマホのように指で画面切り替えが可能で、走行画面を2種類、さらにトリップメーターや燃費表示画面、ライドタイム&トリップ画面、パワーモード切り替え画面、各種設定画面を呼び出すことができる。ナビ画面にも切り替えられるが、日本仕様は対応していないのが残念。それでも走行方向を方角+角度で表示できる。
インディアン「FTRスポーツ」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2223×830×1297mm |
ホイールベース | 1524mm |
最低地上高 | 165mm |
シート高 | 780mm |
車両重量 | 227kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒 |
総排気量 | 1203cc |
ボア×ストローク | 102×73.6mm |
圧縮比 | 12.5 |
最大トルク | 118N・m |
燃料タンク容量 | 12.9L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25.3° |
トレール | 100mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17 58W・180/55ZR17 73W |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmダブルディスク・Φ260mmディスク |
メーカー希望小売価格 | 278万8000円~(消費税10%込) |
文:中村浩史/撮影:松川 忍