文:オートバイ編集部/写真:松川 忍
ヤマハ「RZ250」各部装備・ディテール解説

弾けるパワーと軽量ボディで400クラスに迫る高性能を誇った。

車体中央にショックユニットを配置し、余裕あるストローク量を確保する、カンチレバー式モノクロスサスペンションをロードモデルとして初導入。

35PSを発揮した2ストパラレルツイン。エンジンマウントはヤマハ独自のオーソゴナルエンジンマウント(ラバーマウント方式)を採用。

後ろに向かって跳ね上がった多段膨張式のチャンバー。排気デバイスが普及する前のモデルで、基本的には高速域を優先した設定。

フロントフォークはインナーチューブ径32mmの正立タイプ。ブレーキディスクはシングルで、RZ350はダブルディスクが採用されていた。

モノクロスサスペンションの採用で、リアサスのストローク量が増え、マスの集中化により運動性能向上にも貢献した。

速度計と回転計の間に各種インジケーターが収まるレイアウトを採用。タコメーターの下側には水温計が内蔵されている。

ニーグリップする部分を内側に追い込んだ燃料タンクの容量は16.5L。右側にオフセットして装着されるキャップは施錠可能タイプ。

ステップはチャンバーステーを兼ねる3個の丸穴が並ぶアルミプレートで支持。フットペグには大型のラバーが貼られ、振動を低減。

RD系よりも最低地上高は高くなったが、RZ250はRDより20mmもシート高が低くなった。シート自体は肉厚で座り心地のいいもの。

タンデムベルトに加えてグラブバーも装備。シートカウルの造型は、市販レーサー、TZ系のイメージでまとめられている。
ヤマハ「RZ250」動画
2020 歴史車両走行会 RZ250
www.youtube.comEXHAUST SOUNDS "RZ250" 1980
www.youtube.comヤマハ「RZ250」主なスペック
全長×全幅×全高 | 2080×740×1085mm |
ホイールベース | 1355mm |
最低地上高 | 170mm |
シート高 | 790mm |
車両重量 | 139kg(乾燥) |
エンジン形式 | 水冷2ストピストンリードバルブ並列2気筒 |
総排気量 | 247cc |
ボア×ストローク | 54.0×54.0mm |
圧縮比 | 6.2 |
最高出力 | 35.0PS/8000rpm |
最大トルク | 3.0kgf・m/8000rpm |
燃料供給方式 | キャブレター |
燃料タンク容量 | 16L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 26°50' |
トレール | 101mm |
タイヤサイズ(前・後) | 3.00S18・3.50S18 |
ブレーキ形式(前・後) | ディスク・ドラム |
文:オートバイ編集部/写真:松川 忍