各社がハイペースで高性能モデルを投入していく中、苦境にあえいでいたスズキが繰り出した渾身の一台がRG250Γ。45PSというパワーだけでなく、量産車世界初のアルミフレームなど、すべてが想像のはるか上を行く構成で、当時のライダーの度肝を抜いた。
文:オートバイ編集部/写真:松川 忍、オートバイ編集部
文:オートバイ編集部/写真:松川 忍、オートバイ編集部
スズキ「RG250Γ」各部装備・ディテール解説
スズキ「RG250Γ」主なスペック・当時価格
全長×全幅×全高 | 2050×685×1195mm |
ホイールベース | 1385mm |
最低地上高 | 155mm |
シート高 | 785mm |
車両重量 | 131kg(乾燥) |
エンジン形式 | 水冷2ストパワーリードバルブ並列2気筒 |
総排気量 | 247cc |
ボア×ストローク | 54.0×54.0mm |
圧縮比 | 7.5 |
最高出力 | 45PS/8500rpm |
最大トルク | 3.8kgf・m/8000rpm |
燃料供給方式 | キャブレター(VM28SS) |
燃料タンク容量 | 17L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 28°45' |
トレール | 102mm |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-16 54S・100/90-18 56S |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・ディスク |
当時価格 | 46万円(1983年) |
文:オートバイ編集部/写真:松川 忍、オートバイ編集部