車検はあるけれど普通自動二輪免許で運転できるこのクラスのバイクはいまも昔も人気だ。現在では海外市場をメインターゲットとした300cc~350ccの排気量帯のモデルも増えてきている。月刊『オートバイ』&webオートバイで投票を募った「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2023」(400クラス)の結果をお伝えする。
まとめ:オートバイ編集部

諸元の並び順
 
●エンジン形式 ●総排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●車両重量 ●シート高 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後

第10位

カワサキ「Ninja 400/KRT EDITION」

画像: Kawasaki Ninja 400/KRT EDITION ●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●398cc●48PS/10000rpm●3.8kg-m/8000rpm●167kg●785mm●14L●110/70R17・150/60R17 税込価格:77万円

Kawasaki Ninja 400/KRT EDITION

●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●398cc●48PS/10000rpm●3.8kg-m/8000rpm●167kg●785mm●14L●110/70R17・150/60R17

税込価格:77万円

バランスに優れた傑作スポーツ

10位に食い込んだのは、軽量・スリムなフルカウルスポーツ・ニンジャ400。低回転域から豊かなトルクを生む並列2気筒エンジンは完成度が高く、ストリートからワインディング、ハイウェイ走行まで柔軟に対応。ハンドリングはクイックで、ライトウエイトスポーツ感に満ちたもの。充実したスポーツライディングが楽しめる。

第9位

ホンダ「400X」

画像: Honda 400X ●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●399cc●46PS/9000rpm●3.9kg-m/7500rpm ●199kg●800mm●17L●110/80R19・160/60R17 税込価格:85万8000円

Honda 400X

●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●399cc●46PS/9000rpm●3.9kg-m/7500rpm ●199kg●800mm●17L●110/80R19・160/60R17

税込価格:85万8000円

クラスを代表するクロスオーバー

近代的なフォルムを持つクロスオーバーモデル・400Xがクラス9位。市街地走行から郊外の不整地までを守備範囲とするタフなキャラクターは自由の象徴のよう。優れた乗り心地と走破性をバランスさせしなやかに動く前後サスペンションや、ゆとりあるポジションなどにより長距離走行も快適にこなせる。

第8位

ヤマハ「トリシティ300」

画像: YAMAHA TRICITY300 ABS ●水冷4ストOHC4バルブ単気筒●292cc●29PS/7250rpm●3.0kg-m/5750rpm●237kg●795mm●13L●120/70-14・140/70-14 税込価格:95万7000円

YAMAHA TRICITY300 ABS

●水冷4ストOHC4バルブ単気筒●292cc●29PS/7250rpm●3.0kg-m/5750rpm●237kg●795mm●13L●120/70-14・140/70-14

税込価格:95万7000円

独創のミドルLMWスクーター

コーナーで車体と一緒にフロント2輪タイヤがリーンする、独創的なメカニズムのトリシティ300が8位に。フロントの高いグリップ力による絶大な安心感はほかのバイクでは味わえない。シート下トランクは45Lの大容量で、ビジネスバッグなどの荷物が収容できる。停止時に自立をサポートするスタンディングアシストを装備。

第7位

ホンダ「GB350 S」

画像: Honda GB350 S ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●348cc●20PS/5500rpm●3.0kg-m/3000rpm●178kg●800mm●15L●100/90-19・150/70R17 税込価格:60万5000円

Honda GB350 S

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●348cc●20PS/5500rpm●3.0kg-m/3000rpm●178kg●800mm●15L●100/90-19・150/70R17

税込価格:60万5000円

スポーティに遊べるシングル

7位にはGB350をスポーティに仕立てたGB350Sがランクイン。リアホイールを小径化しつつグリップ力に優れたラジアルタイヤを採用。前後フェンダーを樹脂としテールランプを小型化すると同時に、バンク角を深める形状のマフラーを装備。低めのハンドル&ステップ位置の変更によりアクティブなライディングに対応している。

第6位

ホンダ「CB400 SUPER BOL D'OR」

画像: Honda CB400 SUPER BOL D'OR ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●399cc●56PS/11000rpm●4.0kg-m/9500rpm ●206kg●755mm●18L●120/60ZR17・160/60ZR17 税込価格:104万600円/108万4600円(2トーン) ※2022年10月生産終了モデル

Honda CB400 SUPER BOL D'OR

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●399cc●56PS/11000rpm●4.0kg-m/9500rpm ●206kg●755mm●18L●120/60ZR17・160/60ZR17

税込価格:104万600円/108万4600円(2トーン)
※2022年10月生産終了モデル

ハーフカウル装備の万能選手

HYPER VTEC Revoの実力をハイウェイで満喫できるハーフカウル装着モデルのCB400SBが6位。4-2-1エキゾーストシステムから響く集合サウンドは、ライダーの気持ちを昂らせるもの。バンク中も高い安定感が伝わってくるシャープなハンドリング特性を持ち、幅広いスキルのライダーに操る楽しみを体感させてくれる。

第5位

ホンダ「CBR400R」

画像: Honda CBR400R ●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●399cc●46PS/9000rpm●3.9kg-m/7500rpm ●192kg●785mm●17L●120/70ZR17・160/60ZR17 税込価格:84万1500円

Honda CBR400R

●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●399cc●46PS/9000rpm●3.9kg-m/7500rpm ●192kg●785mm●17L●120/70ZR17・160/60ZR17

税込価格:84万1500円

シャープなフルカウルスポーツ

5位に入ったのはアグレッシブなレーシングフォルムを持つCBR400R。セパハンだが装着位置が低すぎないためポジションは自然な前傾。実用域での扱いやすさと高回転域の伸びを両立させた並列2気筒エンジンを搭載。スポーツ性と安定性を兼ね備えたハンドリングで、市街地から峠道、ロングツーリングまで自在にこなす。

第4位

ホンダ「GB350」

画像: Honda GB350 ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●348cc●20PS/5500rpm●3.0kg-m/3000rpm●179kg●800mm●15L●100/90-19・130/70-18 税込価格:56万1000円

Honda GB350

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●348cc●20PS/5500rpm●3.0kg-m/3000rpm●179kg●800mm●15L●100/90-19・130/70-18

税込価格:56万1000円

味わい深い空冷の魅力を堪能できる

オーソドックスなスタイルのシングルスポーツ・GB350が4位にランクイン。ボリューミーで存在感があるガソリンタンクから続くフラットなシート、ラウンドしたリアフェンダーなど、安心感あるデザインに仕上がっている。ロングストロークの単気筒エンジンからは力強い鼓動感が伝わってきて、実用域でトルクフルな走りが体感できる。ハンドリングはおおらかで、コーナーのRにあわせてゆったりと景色を楽しみながら走るのが気持ちいい。

画像: 空冷フィンの造形が美しいシングルエンジン。バランサーを装備して不快な振動を打ち消し、心地よいパルス感を楽しめる仕様となっている。

空冷フィンの造形が美しいシングルエンジン。バランサーを装備して不快な振動を打ち消し、心地よいパルス感を楽しめる仕様となっている。

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