ホンダ「NX500」の特徴
日本では400ccクラスとして発売予定、クロスオーバーのニューモデル
新たなクロスオーバーモデルとして発表された「NX500」。ワインディングロードからグラベルトレイル、長距離アドベンチャーまで、多様なシーンで楽しめるように設計された。
ベースとなったモデルは欧州市場で販売されている「CB500X」。これは日本で販売中の「400X」の排気量を拡大した海外版だ。「NX500」は、「CB500X」から3kg減の車両重量196kgを実現。新たな5スポークアルミキャストホイールが採用されている。
また、41mm径のショーワ製SFF-BP倒立フォークのスプリングレートとダンピングの見直しで、ハンドリングダイナミクスとフィーリングが向上しているという。フューエル・インジェクションの設定も見直され、これまでより鋭い加速が可能になった。
さらに5インチTFTスクリーン、スマホ接続機能の「Honda RoadSync」やHSTC(ホンダ・セレクタブル・トルク・コントロール)を採用。
スタイリングは、新型ヘッドライトを中心に一新され、フロントからリアまで新しい樹脂材を採用している。
なおホンダは「NX500」の発表と同日、国内市場では「NX400」として販売予定であることを明らかにした。従来の「400X」からモデルチェンジし、発売される可能性が高い。
ホンダ「NX500」のカラーバリエーション
「NX500」のカラーバリエーションは欧州では全3色発表された。
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ホンダ「NX500」の動画・写真
ホンダ「NX500」の主なスペック・燃費
※諸元は欧州仕様車
全長×全幅×全高 | 2165×830×1415mm |
ホイールベース | 1445mm |
最低地上高 | 180mm |
シート高 | 830mm |
車両重量 | 196kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC並列2気筒 |
総排気量 | 471cc |
ボア×ストローク | 67×66.8mm |
圧縮比 | 10.7 |
最高出力 | 35kW/8600rpm |
最大トルク | 43N・m/6500rpm |
燃料タンク容量 | 17.5L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 27.5° |
トレール量 | 108mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ296mmダブルディスク・Φ240mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 110/80R19M/C59H・160/60R17M/C69H |
燃料消費率 WMTCモード値 | 27.8km/L 1名乗車時 |
まとめ:西野鉄兵