パワフルな加速と省燃費を両立!
二輪車初のストロングハイブリッドモデルとして、2023年10月にニンジャ7ハイブリッドが発表になりましたが、そのネイキッドバージョンとしてEICMA2023で発表になったのがZ7ハイブリッド。ニンジャ500/Z500と同じ排気量を持つ、451ccパラレルツインエンジンに、48Vのリチウムイオンバッテリーを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載しており、ストロングハイブリッドのため、バッテリーとモーターのみでEVとしての走行も可能です。
車体は鋼管トレリスフレームを採用。シート下部の位置にバッテリーを搭載するため、シートレールは堅牢に造られています。ちなみにハイブリッドシステム用には48Vバッテリーを使用しますが、電装用として12Vのバッテリーもあわせて搭載しています。
走行モードはECO、スポーツがあり、加えてEVモードも用意。追い越し加速をしたい時など、いざというときにボタンひとつで一時的にパワーを追加で得られる「e-boost」モードや、駐輪場などの取り回し時に便利な「ウォークモード」もあります。諸元等はまだ未発表ですが、ニンジャ7ハイブリッドの場合、エンジン単体でのパワーは59.1PSですが、e-boost時には69.4PSまでアップするシステム。リッターバイクに迫る加速と、250ccクラス並みの省燃費を両立させています。
スイッチひとつでAT/MTを切り換え可能!
そして注目はこの左スイッチボックス。「AT/MT」の文字が見えるでしょうか?そう!このZ7ハイブリッドはクラッチレバーを持たず、ATモードで走行することも、シフトスイッチを使ってMTモードで走行することも可能なのです!日本国内で言えば、大型自動二輪免許のAT限定でも乗れるくらい、ということになりますね。これは期待も膨らみます!
ボディカラーは2色。国内導入も予定!
Z7ハイブリッドは2色のカラーが用意されています。
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現時点では価格、発売時期、諸元等の詳細は発表されていませんが、カワサキはこのZ7ハイブリッドの国内導入を準備しているとのことなので、続報を期待しながら待ちましょう!さらに詳しい情報は、12月1日発売の月刊『オートバイ』1月号でもお届けしますのでお楽しみに!