輸入車用パーツで培った精度や機能、品質を応用する

AELLA(アエラ)は京都・カスノモーターサイクルのオリジナルパーツブランド。カスノモーターサイクルはヤマハの契約ライダーとして長く活躍した糟野雅治さんが主宰するバイクショップで、AELLAはそんな糟野さんのフィロソフィを基に、’91年にスタートした。

これまで自社がディーラーにもなっているドゥカティやBMWなど輸入車向け製品の開発・販売が主体だったが、2017年末のデビューから爆発的人気を得た国産モデル=カワサキZ900RSに着目し、同車向けパーツの開発も積極的に行ってきた。この車両は、そんなAELLAのパーツ群をまとったデモバイクの最新仕様だ。

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「弊社のパーツ作りはもともと、小柄だった糟野のために、レーシングマシンを操りやすくするようにしたいということがきっかけでした。以来、AELLAブランドを興してからも一貫して続けるのは“ライダーが愛車を操りやすくするためのパーツ開発”です。そこに一切の妥協はなくて、開発を進めながら途中でボツにしてしまう製品も山ほどあります。ビレットパーツのプライスが少し高めになるのは、こだわりの強さの裏返しと取ってもらえるとありがたいのですが」とはカスノモーターサイクル・アエラ事業部・営業の下田 豊主任。

「一方で、スロットル開け始めのワイヤ巻き取り量を見直し、スムーズな発進とシフトアップを可能にする“アドバンススロットルパイプ”(9460円)や、シフト操作時にシフトシャフト自体のぐらつきをなくしてカチッとしたシフトフィールを実現する“シフトホルダー”(9460円)など、手軽な価格でAELLAの思想に触れていただけるアイテムもあります。これらを付けた車両に乗っていただくと“これが同じZ900RSか?!”と、お客さまは一様に驚かれますよ」(下田さん)

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こうした乗りやすさへのこだわりはAELLAパーツの全製品に息づく。大きなパーツももちろんいい。まずは小さなパーツひとつから……でも、AELLAを体感してみるのもお勧め。冒頭に述べたように、この車両からはそのこだわりが伝わってくるのだ。

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多くの日本人には遠くて幅広な純正バーを、3段階の絞り角(19/21/23度。純正は21度固定)と手前に倒して作る垂角で理想の位置(純正比で20mm低く、幅は最大で40mm狭くできる)にする“アルミ削り出し可変ハンドル”(7万9750円)はAELLAの思想を顕著に物語るアイテムだ。

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スロットルパイプはAELLA“アドバンススロットルパイプ”に変更。Z900RSで感じられがちなスロットル開け始めのドン着きをなくすアイテムだ。この角度からも削り出しハンドルの高い質感が分かる。フロントマスターシリンダーはブレンボRCSコルサコルタを装着する。

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装着位置をフレームマウント部からオフセットすることなどで転倒時のダメージを最小限とする“フレームスライダー”(2万8380円)や、アルミ削り出しによる“エンジンカバーガードセット3点”(4万9720円。写真では右側2点が見える)も『推し』アイテムだ。

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リヤビューを精鍛なルックスに仕立てる“ショートナンバープレートホルダー”(2万9700円)はステーからプレートホルダーまでが精緻なアルミ削り出し品。アイキャッチとした大きな車両写真を見ればその形も分かる。

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“シフトホルダー”はシフトシャフトの支持位置を増やし、ブレのないようにホールドする。これによりソリッドなシフトフィールも実現。

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クランクケース内圧を適正に保ち、エンジン振動を減少するほか、強過ぎるエンジンブレーキも軽減する“内圧コントロールバルブ”(2万1670円)を装着する。

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リヤショックはオーリンズKA739に換装し、車高を±20mmの間で無段階調整可能な車高調整リンクロッドセット(写真奥・1万9360円)と組み合わせている。手前に見えるリンクプレート(1万9360円)は別売品。A7075材削り出しで高強度である一方、なだらかなラインで上質感も作り込まれている。

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ステップはスポーツライドを楽しめるようにステップバー位置を少し後ろ&アップに移動できる“ライディングステップキット”(7万6890〜8万300円)。バー位置は後10mm/20mm、上10mm/20mmの組み合わせでの4ポジション設定だ。

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ワイバンとのコラボによるチタンフルエキマフラー(23万4300〜29万7000円)には、AELLAオリジナルのアルミ削り出しエンドキャップを装着する。

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カスノモーターサイクルが日本発売元となるイタリア・SUPREME TECHNOLOGY社製“オーバーサスペンション”(5万1150円)は縦置きのチューブ内に配されたウエイトがスライドしてリヤの振幅を相殺し、車体が受けるショックを緩和するとともに、効率よくリヤにトラクションをかけてタイヤのグリップを引き出せるアイテムだ。

取材協力:アエラ

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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