2023年10月に欧州で新型の「CRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツ」が発表された。大幅なモデルチェンジになったが、その目玉はフロントホイールの19インチ化。エンジンも熟成され、果たして走りはどう変わるのか?
まとめ:オートバイ編集部

ホンダ新型「CRF1100L アフリカツイン アドベンチャースポーツ」各部装備・ディテール解説

画像: フロント19インチ化に合わせ、前後サスペンションはストロークをともに20mm減らした仕様に変更。オンロードでより快適になった。

フロント19インチ化に合わせ、前後サスペンションはストロークをともに20mm減らした仕様に変更。オンロードでより快適になった。

画像: 今回のアップデートは主にロングランでの走行性能と快適性の向上。旅を楽しむアドベンチャースポーツに合ったアップデートだ。

今回のアップデートは主にロングランでの走行性能と快適性の向上。旅を楽しむアドベンチャースポーツに合ったアップデートだ。

画像: エンジンは7%もトルクが向上し、DCTのセッティングも見直されたことで、1速や2速で走る際のフィーリングが大きく向上。

エンジンは7%もトルクが向上し、DCTのセッティングも見直されたことで、1速や2速で走る際のフィーリングが大きく向上。

画像: フロントホイールは19インチ化、タイヤサイズも110とワイドになったことでロードでの安定感が向上。電子制御サス「EERA」も標準装備となった。

フロントホイールは19インチ化、タイヤサイズも110とワイドになったことでロードでの安定感が向上。電子制御サス「EERA」も標準装備となった。

画像: フロントカウルのデザインもリファインされ、グラフィックも一新。顔つきも従来型より精悍なものへと進化した。

フロントカウルのデザインもリファインされ、グラフィックも一新。顔つきも従来型より精悍なものへと進化した。

画像: シートはウレタンフォーム厚を15mm増やし、座面もより広げた形状とすることで、長距離走行でのライダーの負担を軽減。

シートはウレタンフォーム厚を15mm増やし、座面もより広げた形状とすることで、長距離走行でのライダーの負担を軽減。

スタンダードには「ES」が追加!

画像: Honda CRF1100L AFRICA TWIN

Honda CRF1100L AFRICA TWIN

アドベンチャースポーツと同時に、スタンダードのアフリカツインも進化。トルクを7%増強したエンジンや、よりスムーズなフィーリングを追求したDCTはアドベンチャースポーツと共通だが、スタンダードはスクリーンを5段階高さ調整可能なロングタイプに変更。

さらに電子制御サスの「EERA」を装備した新グレードの「ES」も追加となり、従来型ユーザーが欲しかった装備を満載。外装のデザインもより精悍なものへと変更されている。

ホンダ新型「CRF1100L アフリカツイン アドベンチャースポーツ」主なスペック

全長×全幅×全高2305×960×1475mm
ホイールベース1550mm
最低地上高220mm
シート高835/855mm
車両重量MT:243kg/DCT:253kg
エンジン形式水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
総排気量1084cc
ボア×ストローク92×81.5mm
圧縮比10.5
最高出力75kW/7500rpm
最大トルク112N・m/5500rpm
燃料タンク容量24.8L
変速機形式MT:6速リターン DCT:6速DCT
キャスター角27.5゜
トレール量106mm
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmダブルディスク・Φ256mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)110/80-R19 59V・150/70-R18 70H
※諸元は欧州仕様車

まとめ:オートバイ編集部

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