まとめ:オートバイ編集部
スズキ「Vストローム800」各部装備・ディテール解説

ハンドルバーが変更され、ナックルガードがなくなったことで、スタイリングもスッキリ。ちなみに全幅はDEより70mmスリム。

エンジンガード、サブフレームもなくなり、ロードアドベンチャーらしいルックスになった。ステップの位置も手直しを受けた。

フレームやパワーユニットはDEと同様だが、キャスターが2度起き、トレールが10mm増えている。車重はDEより7kg軽量。
82PSを発揮するパラレルツインは基本的にDEと共通だが、オンロードメインのスタンダードはグラベルモードが省かれている。

フロントは19インチ。フォークはショーワ製のSFF-BPで、ブレーキディスクはΦ310mm、ブレーキキャリパーはラジアルマウント。

ホイールは前後ともにアルミキャスト。標準装着タイヤはロードタイヤで、ダンロップ製のチューブレスを履く。

ツーリングの快適性を高める、大きなスクリーンが印象的。ヘッドライトはDEと同じLEDの縦型で、クチバシ風のマスクも同様。

メーターは5インチのカラーTFT。ライディングモードは3種類、トラクションコントロールは3モードが用意される。
スズキ「Vストローム800」アクセサリーパーツ
純正アクセサリーも豊富に用意
オンロード・オフロードを問わず、Vストロームの本分はツーリングを快適にこなせること。今回登場した800にも、豊富な純正アクセサリーが用意されているようだ。ここでその中から気になるアイテムをいくつかピックアップして紹介する。

35L容量のトップケースは税込8万8000円。最大積載量は5kgで、取付にはトップケースアダプターが必要。

樹脂サイドケースセットは税込15万4000円。容量は右が26L、左が29L。取付にはブラケットセットが必要。

座面をノーマルより20mm下げてくれて、足つき性の向上に大きく貢献するローシートは税込で2万5520円。

夜間のツーリング時にあると便利なLEDフォグランプセットは税込4万7300円。色温度は6000ケルビン。
スズキ「Vストローム800」動画・写真
V-STROM 800 | Official Promotional Video | Suzuki
www.youtube.comスズキ「Vストローム800」主なスペック・燃費・価格
全長×全幅×全高 | 2255×905×1355mm |
ホイールベース | 1515mm |
最低地上高 | 185mm |
シート高 | 825mm |
車両重量 | 223kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 775cc |
ボア×ストローク | 84.0×70.0mm |
圧縮比 | 12.8 |
最高出力 | 60kW(82PS)/8500rpm |
最大トルク | 76N・m(7.7kgf・m)/6800rpm |
燃料タンク容量 | 20L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 26゜ |
トレール量 | 124mm |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 110/80R19M/C 59V・150/70R17M/C 69V |
乗車定員 | 2人 |
燃料消費率 WMTCモード値 | 22.6km/L(クラス3、サブクラス3-2)1人乗車時 |
メーカー希望小売価格 | 123万2000円(消費税10%込) |
まとめ:オートバイ編集部