まだ「メガスポーツ」という言葉さえなかった1990年、カワサキが発表した1台の大型ツアラーは、飛び抜けたその高性能ぶりで一躍脚光を浴びる。ZZ-R1100と名付けられたそのマシンは、市販車では夢の世界でしかなかった300km/hの世界に手をかけた、はじめてのマシンだったのだ。
まとめ:オートバイ編集部
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カワサキ「ZZ-R1100(ZX-11)」各部装備・ディテール解説

超高速域での走行を狙うマシンにとって、空力性能の確保は重要。C型のカウリングは余計な張り出しを極力なくしたもの。

ラムエアシステムの吸気口はヘッドライト右下にセット。フロントウインカーは左右にビルトインされフラッシュサーフェイス化。

写真は北米仕様でマイル/キロ表示だが、スピードメーターのスケールは320km/hに達し、これがライダーの間で話題となった。

トキコ製の異径4ポットキャリパーに310mm径のディスクローターは、当時はかなりの豪華装備で、制動力の重要性を物語っている。

センタースタンドを標準装備しているのがツアラーらしい。マフラーはアルミサイレンサーを左右2本出しレイアウト。

ロングランもこなすツアラーらしく、シートは肉厚で快適なもの。テールカウルサイドには荷掛け用のバンジーフックを4つ装備。

テールカウルはまるでウイングのような断面形状。左右のリアウインカーもスポイラー状に張り出した部分にビルトインされる。
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