文:大冨 涼/サポート:黒田健一
スズキ「GS125E」修理レポート
交換するパーツはこちら。合計6948円でした!
おニューのスプロケ&チェーン、シューの交換で一新
某オークションサイトで購入したオンボロのGS125E。不動だったこのバイク、通称ちびカタナちゃんは、キャブやらエアクリやらの整備でようやく動くようになった…のは良いものの、ブレーキが効かなかったり、チェーンが伸びまくっていたりと、とにかく足まわりが壊滅的。走れても止まれない、なんならフロントフォークからオイル漏れしているこのバイクは、まだまだ安全に乗れるとは言えません。
ということで、今回から足まわり改善計画を始動! 最初に取り組むのは日常整備でかなり寿命が変わるといわれているスプロケット&チェーンの交換。いうまでもありませんが私のバイクには残念なほどすり減ったスプロケとのっびのびでサビッサビのチェーンが付いているので、今回はこれらとおサラバ。さらにリアホイールを外すこのタイミングで、ブレーキのシューも新品に交換していきます!
しかしここで問題が。実はGS、幅が足りずメンテナンス用のスタンドが掛けられない! こんな時はどうすれば…さっそく黒田パイセンに協力を仰ぎ、任務達成に向けて作業を開始していきます!
センタースタンドがかけられないバイクの場合(黒田パイセンのアイデア)
車幅の問題でスタンドが使えない! 黒田パイセンに助けを求めたところ、必殺技・脚立掛けを教えてくれました。脚立にタイダウンベルトを引っかけ持ち上げるだけの単純な技ですが、ホイールを外すには充分。また1つ勉強になりました!
これでタイヤ脱着OK!