ロイヤルエンフィールド「ショットガン650」の特徴

Royal Enfield
Shotgun 650
総排気量:648cc
エンジン形式:空油冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:795mm
車両重量:240kg(燃料90%搭載時)
カスタムも大いに楽しめるニューモデル
ロイヤルエンフィールドは近年、新型車のラインナップを拡充し日本でも人気を高めている。今回海外で正式発表された「ショットガン650」は、先に発売された「スーパーメテオ650」と同じ排気量648ccの並列2気筒エンジンを搭載するニューモデルだ。
「スーパーメテオ650」が前19・後16インチのホイールでフォワードコントロールを採用しているのに対し、「ショットガン650」は前18・後17インチホイールでミッドコントロールを採用。シート高はスーパーメテオが740mm、ショットガンは795mm。クルーザー要素を薄める代わりに、普段使いもしやすいロードスター的な要素を高めていることが分かる。

ロイヤルエンフィールドは2021年のEICMA(ミラノショー)で、未来のバイクを提案する意味で、コンセントモデル「SG650」を発表していた。このときの反響は大きく「ショットガン650」の開発にもつながっていったという。
「ショットガン650」はカスタムを楽しみやすいモデルであると、ロイヤルエンフィールドは強調。真っ白なキャンバスのように既存のカテゴリーにとらわれないモデルとして、設計・デザインされた。

着脱が容易なピリオンシートが用意されるようだ。シートの代わりに荷物を積むのに役立つキャリアを装着することもできる。つまり1人乗り・2人乗り・ツアラー仕様と簡単にスタイル変更ができ、使い方はユーザー次第というわけだ。

それ以外にも純正アクセサリーパーツは豊富に用意される模様。さまざま使い方を一台で楽しみたいというユーザーにはとくに魅力的なモデルとなる。
ロイヤルエンフィールド「ショットガン650」の注目ポイント

丸目1灯のヘッドライトはLEDを採用。バーエンドミラーはアクセサリーパーツになる可能性もある。

メーターはアナログの速度計と液晶を組み合わせたもの。ロイヤルエンフィールド独自のナビ・ガシェット「トリッパー」も備わる。

空油冷のSOHC2気筒エンジンは、最高出力34.6kW・最大トルク52.3Nmを発揮。この数値は「スーパーメテオ650」と同様。

なめらかな形状の燃料タンク、容量は13.8L。シート高は795mm。

キャストホイールにチューブレスタイヤ。前輪サイズは100/90-18。倒立フォークはショーワ製のSFF-BP。ブレーキのディスク径は320mm。

リアショックもショーワ製。5段階のプリロード調整が可能で、トラベル量は90mm。リアタイヤのサイズは150/70 R17。ブレーキのディスク径は300mm。もちろん前後ともABSが備わる。

丸型の小ぶりなテールランプにもLEDが採用されている。
ロイヤルエンフィールド「ショットガン650」のカラーバリエーション
ボディカラーは4色発表された。

シートメタル グレー

グリーン ドリル

ステンシル ホワイト

プラズマ ブルー
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灯標ありがとうございました。
ロイヤルエンフィールド「ショットガン650」の動画・写真
Shotgun 650 - By Custom For Custom | #RoyalEnfield
www.youtube.comロイヤルエンフィールド「ショットガン650」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2170×820×1105mm |
ホイールベース | 1465mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 795mm |
車両重量 | 240kg(燃料90%搭載時) |
エンジン形式 | 空油冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 648cc |
ボア×ストローク | 78×67.8mm |
圧縮比 | 9.5 |
最高出力 | 34.6kW/7250rpm |
最大トルク | 52.3N・m/5650rpm |
燃料タンク容量 | 13.8L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25.3° |
トレール量 | 101.4mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmシングルディスク・Φ300mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-18 56H・150/70 R17 69H |
まとめ:西野鉄兵