ホンダ「CB400 SUPER FOUR」特徴
美しく堂々たる体躯の傑作ネイキッド!
1990年代に入ると400ccスポーツクラスにネイキッドブームが起こる。手に余らない性能と、飽きの来ないスタイリングが、それまでの高性能で高価な、扱いづらいレプリカに疲れたライダーたちの心を捉えたのだ。当時ホンダはこのクラスにCBR譲りのエンジンを持つ、走りが自慢のスポーツモデル・CB-1を投入していたが、当時はいささか先を行き過ぎた、ニーズから離れたモデルだった。
そんな反省や市場のリクエストもあり、1992年に誕生したのがCB400スーパーフォア。「プロジェクトBIG-1」の1000と同じコンセプトを持つグラマラスなフォルムは、ビッグバイクにも引けを取らない存在感と高い所有感を誇り、ライダーを虜にしてしまう。以降もたゆまぬ熟成と13回にも及ぶモデルチェンジを受け、スーパーフォアは2022年まで続く超ロングセラーとなった。
CB400 SUPER FOUR VERSION R
1995年
1995年登場のバージョンRはビキニカウルを装備し、サイレンサー別体のマフラーを装備。最高速度はオートバイ誌の計測(実測)で204km/h。
CB400 SUPER FOUR HYPER VTEC
1999年
1999年に登場のSFは2-4バルブ切り換え機構の「HYPER VTEC」を採用。低中速回転域と高速回転域で力強い出力特性を実現。
CB400 SUPER FOUR
2022年
2022年の最終型。2014年からはメーターにギアポジション表示機能が追加され、LEDヘッドライトは2017年から採用された。