ヤマハ「XJR400」特徴

画像: YAMAHA XJR400 1993年 総排気量:399cc エンジン形式:空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:770mm 車両重量:178kg(乾燥) 当時価格:57万9000円

YAMAHA XJR400
1993年

総排気量:399cc
エンジン形式:空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:770mm
車両重量:178kg(乾燥)

当時価格:57万9000円

スポーティで大人気を博したヤマハの自信作

ゼファーやCB400スーパーフォアの台頭で400ccクラスにネイキッドブームが巻き起こる中、1993年にヤマハが送り込んだモデルがXJR400。新設計の空冷4気筒はDOHC4バルブというハイメカで、パワーも自主規制上限の53PSを発揮。スタイリングもシャープでスッキリしており、XJRは登場直後からたちまち人気モデルの仲間入りを果たす。

その後、オーリンズのリアサスを採用した限定モデルの「S」、ブレンボキャリパー+オーリンズリアショック採用の「R」が登場して商品性は一層高まり、1996年にはラインアップを人気グレードの「R」に統合。スタンダードは生産終了となったが、その後「R」は2008年まで販売されるヒット作となった。

ヤマハ「XJR400」注目ポイント

画像: ライバルの多くが従来のモデルからエンジンを流用した中で、XJR400は専用のエンジンを新開発。パワーも水冷に並ぶ53PSだった。

ライバルの多くが従来のモデルからエンジンを流用した中で、XJR400は専用のエンジンを新開発。パワーも水冷に並ぶ53PSだった。

画像: フロントのブレーキキャリパーはピンスライドの2ポットだったが、1996年にブレンボの4ポットを搭載したXJR400Rが登場する。

フロントのブレーキキャリパーはピンスライドの2ポットだったが、1996年にブレンボの4ポットを搭載したXJR400Rが登場する。

画像: アルミスイングアーム、リザーバータンク付きリアサスでスポーティな走りに対応。後にはオーリンズサスを持つモデルも登場。

アルミスイングアーム、リザーバータンク付きリアサスでスポーティな走りに対応。後にはオーリンズサスを持つモデルも登場。

画像: 中央部分に燃料計をセット、実用性も高かったアナログ2連メーター。回転計のレッドゾーンは1万2000rpmからという高回転型。

中央部分に燃料計をセット、実用性も高かったアナログ2連メーター。回転計のレッドゾーンは1万2000rpmからという高回転型。

ヤマハ「XJR400」主なスペック・当時価格

全長×全幅×全高2075×735×1080mm
ホイールベース1435mm
最低地上高115mm
シート高770mm
乾燥重量178kg
エンジン形式空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量399cc
ボア×ストローク55.0×42.0mm
圧縮比10.7
最高出力39kW(53PS)/11000rpm
最大トルク35.3N・m(3.6kgf・m)/9500rpm
燃料タンク容量18L
変速機形式6速リターン
キャスター角26°
トレール量99mm
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ(前・後)110/70-17・150/70-17
当時価格(1993年)57万9000円

まとめ:オートバイ編集部

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