ホンダ「CBR400R」2024年モデルの特徴
よりレーシーなスタイルに進化、装備類もバージョンアップ
2023年11月にイタリア・ミラノで開催されたEICMA2023で、ホンダは新型「CBR500R」を発表していた。その日本仕様車は普通自動二輪免許で運転可能な新型「CBR400R」として、このたび正式に発表された。
今回のモデルチェンジでは、スタイリングが変更されている。新形状のカウル、ヘッドライト、テールランプを採用し、いままで以上にスポーティなデザインとなった。左右のミドルカウルにはウイングレットとスリットを配置したダクトが新設されている。
装備面では新たにトラクションコントロール(Hondaセレクタブル トルク コントロール)を搭載。オン・オフの切り替えが可能だ。
メーターは5インチのフルカラーTFTディスプレイを新採用。表示のレイアウトを選択できるほか、背景色もホワイトとブラックを切り替えられる。
さらにスマートフォンとの連携機能「Honda RoadSync」を搭載。ハンドルに備わるセレクトスイッチやBluetoothヘッドセットを通じたライダーの音声で、スマホのマップアプリやミュージックアプリなどの操作を行なえる。
これらの新装備を採用し、車両価格は従来モデルから2万2000円アップの税込86万3500円となった。ボディカラーは「グランプリレッド」「マットバリスティックブラックメタリック」の2色だ。
水冷並列2気筒エンジンのスペックや、フロントのダブルディスクブレーキ、ショーワ製SFF-BP倒立フォーク、アシスト&スリッパークラッチなどの装備は従来モデルを踏襲している。
ホンダ「CBR400R」2024年モデルのカラーバリエーション
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ホンダ「CBR400R」2024年モデルの主なスペック・燃費・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2080×760×1145mm |
ホイールベース | 1410mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 785mm |
車両重量 | 191kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 399cc |
ボア×ストローク | 67.0×56.6mm |
圧縮比 | 11.0 |
最高出力 | 34kW(46PS)/9000rpm |
最大トルク | 38N・m(3.9kgf・m)/7500rpm |
燃料タンク容量 | 17L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25°30′ |
トレール量 | 102mm |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・160/60ZR17M/C(69W) |
燃料消費率 WMTCモード値 | 28.1km/L(クラス3-2)1名乗車時 |
製造国 | 日本 |
メーカー希望小売価格 | 86万3500円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵