ホンダ「NX400」の特徴
定番クロスオーバー400Xが「NX400」の名称になって大きく進化!
ホンダは2023年11月にイタリア・ミラノで開催されたEICMA2023で新型車「NX500」を発表した。その際日本には400cc版を導入することを明らかにしていた。それが今回正式発表された「NX400」だ。
2013年から販売されているクロスオーバーモデル「400X」の後継機種となる。「NX」という名称は1988年に発売された原付二種のデュアルパーパスモデル「NX125」で使用され、日本市場では久々の再登場となる。
「NX400」の開発コンセプトは“Modern Street Adventure”。従来の400Xをベースとしながら外観を一新し装備を充実させている。
排気量399ccの水冷DOHC4バルブ並列2気筒エンジンのスペックは、400Xと同様。フロントのダブルディスクブレーキやショーワ製SFF-BP倒立フォーク、アシスト&スリッパークラッチなどの装備も継承されている。ホイール径も変わらず前19インチ・後17インチ。オンロード走行を主軸に捉えながら、フラットダートの走行も想定した足まわりは400Xと同様だ。
新たにトラクションコントロールの「Honda セレクタブル トルク コントロール」が搭載された。さらにメーターには5インチのフルカラーTFTディスプレイを採用。スマートフォンと接続しナビやアプリの操作を行なえる「Honda RoadSync」を標準装備する。
車両価格は税込89万1000円で、400Xとの価格差はプラス3万3000円となる。ボディカラーは「パールグレアホワイト」「マットバリスティックブラックメタリック」の2色を設定。2024年4月18日に全国のホンダドリームで発売予定だ。
ホンダ「NX400」のカラーバリエーション
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ホンダ「NX400」の主なスペック・燃費・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2150×830×1390mm |
ホイールベース | 1435mm |
最低地上高 | 150mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 196kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 399cc |
ボア×ストローク | 67.0×56.6mm |
圧縮比 | 11.0 |
最高出力 | 34kW(46PS)/9000rpm |
最大トルク | 38N・m(3.9kgf・m)/7500rpm |
燃料タンク容量 | 17L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 27°30′ |
トレール量 | 108mm |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 110/80R19M/C 59H・160/60R17M/C 69H |
燃料消費率 WMTCモード値 | 28.1km/L(クラス3-2)1名乗車時 |
製造国 | 日本 |
メーカー希望小売価格 | 89万1000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵