「自分でできることはチャレンジしたい!」というオーナーのために、ここでは愛車のレブルを美しく保ち、快適に走らせ続けるために行う作業の中から、日ごろから行っておきたいファーストステップを紹介しよう。ただし、無理は禁物。今どきのオートバイは電子制御されるパートも多いから、手に負えないパートと感じたなら、最寄りのバイクショップに臆せず相談してほしい。
文・写真:中村浩史/取材協力:デステック
※この記事はHonda REBEL BIBLE(Motor Magazine Mook)に掲載したものを一部編集し転載しています。

エンジンオイル交換

画像1: エンジンオイル交換

オイル交換に始まりオイル交換に終わる

ホンダが推奨する、レブルのオイル交換サイクルは初回1000kmまたは1カ月と、2回目以降は6000kmまたは1年ごと。オイルフィルターはオイル交換2回に1回交換が目安。使用するエンジンオイルはホンダ指定のウルトラG1を1.4Lで、フィルター交換時は1.5L使用する。

画像2: エンジンオイル交換
画像3: エンジンオイル交換

下の写真右がオイルフィルター位置、左がオイルドレンボルト位置。エンジンオイル交換はエンジン冷間時よりも暖機のあと、オイルが温まってからの方が、古いオイルが抜けやすい。

画像2: ホンダ「レブル250」メンテナンスガイド|日常点検と自分でできる洗車&簡単な整備を紹介
画像3: ホンダ「レブル250」メンテナンスガイド|日常点検と自分でできる洗車&簡単な整備を紹介

ドレンからエンジンオイルを抜いたら、ドレンボルトを抜いたクランクケース下側部分をしっかりクリーニングしておく。ここに走行中のごみが挟まったまま、ボルトを締めこんでトラブルを呼ぶケースも少なくないのだ。ドレンボルトワッシャも、オイル交換時に毎回新品にすることを習慣づけよう。

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①ドレンからオイルを抜くのと同時にフィルターも交換。オイルが抜けきってドレンを締めるより先にフィルター交換を終わらせる。マフラーへのタレもきれいに拭き取る。

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②フィルターは裏表があるので注意。こちら面を外側にセットし、ゴムパッキン側を内側(エンジン側)に。

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③フィルターをオイル経路に支持するスプリングも元通りに。

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④交換が終わったら周辺をパーツクリーナーなどで脱脂する。

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今回はフィルターの交換も行ったため、エンジンオイルはウルトラG1を1.5L使用。エンジンオイルは市販されている容器から一度ジョッキに移してオイル量を計測し注入すると、正確な量が測れるからお勧めなのだ。

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「エンジンオイル点検窓」で、オイルレベル(量)が点検窓の上限と下限の間にあることを確認できる。バイクを直立させた状態にして点検すること。

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