文・写真:中村浩史/取材協力:デステック
※この記事はHonda REBEL BIBLE(Motor Magazine Mook)に掲載したものを一部編集し転載しています。
ポジション調整
意外と知られていない!? 自分専用セッティング
![画像1: ポジション調整](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/ff912c0d49112d890c3a39a3077c8217a2c0c1c1_xlarge.jpg)
ライダーの体格は千差万別。オートバイのポジションは固定……と思われているが、実は調整できるポイントは少なくない。特にハンドルはその高さ、グリップ位置もハンドルポストを緩めて調整できるし、腕の角度でレバー位置を決めるのも重要だ。
![画像2: ポジション調整](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/bab4b7712d205fac232d11f13cc3cf748ab47685_xlarge.jpg)
![画像3: ポジション調整](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/3b1435a06fab75585076142704c04c4e28c87100_xlarge.jpg)
下の写真のように今回はやや極端に動かしたが、レバー角度はここまで調整することができるのだ。
![画像4: ホンダ「レブル250」メンテナンスガイド|日常点検と自分でできる洗車&簡単な整備を紹介](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/d983430accc046594f8aa5d955be81dde48f1b43_xlarge.jpg)
![画像5: ホンダ「レブル250」メンテナンスガイド|日常点検と自分でできる洗車&簡単な整備を紹介](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/54f6fb8b09e16f2eca79b46e2c2a73087dd35479_xlarge.jpg)
リアサス調整機構を使い、一人乗りとタンデム荷物満載で変更してみる
レブルはスプリングプリロード(イニシャルとも呼ぶ)を5段階に調整可能だ。シート荷重=乗車体重や荷物の積載状況に合わせて、スプリングの強さを調節すると、乗り心地をスポイルせず走行できるのだ。車載工具のレバーを使って、自分好みの乗り味を試してほしい。
![画像6: ホンダ「レブル250」メンテナンスガイド|日常点検と自分でできる洗車&簡単な整備を紹介](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/06/11/a9cbefbd85fb5532757a8e01d3372fa9d1e6c841.jpg)
![画像7: ホンダ「レブル250」メンテナンスガイド|日常点検と自分でできる洗車&簡単な整備を紹介](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/06/11/3a1c28fa7e94f4e25400641e22a12d2dbeaf0fe4.jpg)
タイヤ&チェーン
レブルのチェーン調整はかなり難しい作業なのだ
![画像1: タイヤ&チェーン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/d4719a36897ad6bd551ab459337fe244b20a8d29_xlarge.jpg)
ドライブチェーンはセンタースタンドで車体を正立させて調整するのが原則だ。しかしレブルにはセンタースタンドがないから、別にメンテナンススタンドが必要な上、車体が低い前後16インチタイヤもあって、汎用のメンテナンススタンドでも作業しやすい高さになりにくい。
![画像2: タイヤ&チェーン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/bf98ab8333a9694518044d83261a869fc0a60426_xlarge.jpg)
下の写真のように計測して、チェーンの伸びが35mmを超えたらショップに調整をお願いするのが正解。
![画像3: タイヤ&チェーン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/5244aab163ccc1d869de49777afa8e6c8f9a8b08_xlarge.jpg)
チェーンへの給油もやりにくいが、車体を前後に動かしながら目に見える部分に注油。
![画像4: タイヤ&チェーン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/cbfb300de2b25371839dcfeea65853d0cfd7d191_xlarge.jpg)
前後タイヤのエア圧とトレッド面の異物確認。こまめなタイヤチェックを
タイヤチェックは空気圧と亀裂損傷、異常摩耗と溝の深さを見る。レブルの正常空気圧はフロント/リアとも2.00kPaだ。純正タイヤ、しかもクルーザーライクなレブルは、この規定値を守るのも大事。乗車頻度に関わらず、1カ月に1度は空気圧のチェックを習慣づけたい。
![画像5: タイヤ&チェーン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/172959b0a05ea8d3f8b59aafa05e1c02c26b36f6_xlarge.jpg)
その他
レブルのシートはキーでオープンするのではなく、シート後方の6角ボルトで脱着する。
![画像1: その他](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/96a3dd8203386e64ee7aa3fb9972550bb63a4e42_xlarge.jpg)
![画像2: その他](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/f3fc94d3fc0f477d3eb05bd3f945b8dc5771b489_xlarge.jpg)
脱着用の6角レンチはもちろん車載されていて、工具不要で取り外せるサイドカバー内(写真下)にセットされている。シートを外すと、そのシート裏には車載工具がビルトインされていて、最低限の調整ができるようになっているのだ。
![画像3: その他](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/42719d5ce23166b819492d800966ad15ba278464_xlarge.jpg)
シートを取り外すとバッテリーとエア取り入れ口が現れる。シート下に車体拭きに使うタオルなどを入れて、その空気取り入れ口をふさがないように注意したい。
![画像4: その他](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/f24d1c8a9389e47ac4fbaa9ef88b19386dd4e711_xlarge.jpg)
工具不要で取り外せるサイドカバー内にユーティリティはなく、右サイドカバー内のシート取り外し用6角レンチを使う時以外は、基本的に開けなくてもいい場所だと考えていい。
![画像5: その他](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/4d9d8efc73fcd1d58d1d61d9ce148805cd448506_xlarge.jpg)
![画像6: その他](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/89fb174b0055e4f14aa1d6640320af32ea1689ea_xlarge.jpg)
便利な道具|メンテナンススタンド
![画像: JT-1601BK(JT-104SL付属) 税込価格:2万1175円 発売元:J・Trip](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/bc9487f15fb8ff709163b1d8abe485c3a1adacc1_xlarge.jpg)
JT-1601BK(JT-104SL付属)
税込価格:2万1175円
発売元:J・Trip
![画像: 便利な道具|メンテナンススタンド](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/9234f426985be8021ef27b4e75001b7c5ff4280d_xlarge.jpg)
ほとんどの場合は車種を問わずに使い回しができる、市販のメンテナンススタンドだけれど、特にリアタイヤが小径のクルーザーモデルはリフト量が高すぎたり、低い位置のマフラーに干渉したりで、使えないことが多い。そこでJ-Tripが発売したのが、現行モデルではレブルやカワサキ・エリミネーターで使用できる専用ローラースタンド。保管やメンテナンスのときに役立つ。
![画像: JT-1601BKは16インチリアタイヤ専用のメンテナンススタンド。全高が抑えられているのも特徴。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/a170060f59a5d7a2b60607fd044f19d7bca915a9_xlarge.jpg)
JT-1601BKは16インチリアタイヤ専用のメンテナンススタンド。全高が抑えられているのも特徴。
![画像: ダウンマフラー用に設計された受けパーツの高さとゴム受け。レブル1100用には専用ゴム受けが用意されている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/2b61522e59885a150019a9ff2ba65f3caf2effb0_xlarge.jpg)
ダウンマフラー用に設計された受けパーツの高さとゴム受け。レブル1100用には専用ゴム受けが用意されている。
![画像: ローダウンマフラー用に高さとクリアランスを専用設計。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/03f8679d57e839a2123de030b6c98ac09dda82a0_xlarge.jpg)
ローダウンマフラー用に高さとクリアランスを専用設計。
![画像: 操作感が軽く、転がり音も静かなスケルトンローラーを採用。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/e51dc815fd3165f75616572bd038107dff761cc4_xlarge.jpg)
操作感が軽く、転がり音も静かなスケルトンローラーを採用。
![画像: J-Trip製スタンドはすべて日本国内生産品だ。細やかな車種別設計や使いやすさなど、まさにメイドinジャパン!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/05/23/73f3ead4062ae191a46eb21615b25d554cf3a9c3_xlarge.jpg)
J-Trip製スタンドはすべて日本国内生産品だ。細やかな車種別設計や使いやすさなど、まさにメイドinジャパン!
文・写真:中村浩史/取材協力:デステック