時はレーサーレプリカブーム真っ只中の1987年。ヤマハが発売したブランニューモデルは、今まで誰も見たことがない一台だった。ハイパワーでもない、高剛性フレームでもないウルトラライトスプリンターだった。
文:中村浩史/写真:松川 忍、南孝幸
ヤマハ「SDR」各部装備・ディテール解説
ヤマハ「SDR」主なスペック・当時価格
全長×全幅×全高 | 1945×680×1005mm |
ホイールベース | 1335mm |
最低地上高 | 160mm |
シート高 | 770mm |
車両重量 | 105kg |
エンジン形式 | 水冷2スト クランクケースリードバルブ単気筒 |
総排気量 | 195cc |
ボア×ストローク | 66.0×57.0mm |
圧縮比 | 5.9 |
最高出力 | 34PS/9000rpm |
最大トルク | 2.8kg・m/8000rpm |
燃料タンク容量 | 9.5L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25°30′ |
トレール | 91mm |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 90/80-17・110/80-17 |
当時価格(1987年) | 37万9000円 |
文:中村浩史/写真:松川 忍、南孝幸