この記事では、同企画内で「125クラス(51~125cc)」にカテゴライズされる、スポーツモデル、レジャーモデルをまとめて紹介します。
Honda CB125R
H-041(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
新世代CBシリーズの最小排気量モデル。2021年4月にモデルチェンジされ、CB250Rと基本的に共通の車体で洗練されたカフェ・スタイルを採用。エンジンはDOHC4バルブ化され、最高出力は15PSに向上。
さらに倒立フロントフォークも125ccクラス初のSFF-BPにグレードアップしている。今年4月に5インチTFT液晶メーターと画面設定操作用4wayセレクタースイッチなどが採用され、カラーラインアップも変更された。
Honda Monkey125
H-042(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
モンキー125は2021年に初のモデルチェンジを受け、車体やデザインはほぼそのままに、グロムと同様のボア50×ストローク63.1mmのロングストローク設定の新エンジンを搭載。ミッションも5速化され、ABSも標準装備となり幅広い状況で快適な走りを実現。
2023年8月にカラーチェンジを受け全3色のラインアップとなり、シート座面にチェック柄の表皮が採用された。2024年7月25日には、さらに新たなカラーとなったモデルが発売される。2024年モデルはシンプルなデザインが印象的だ。
Honda Dax125
H-043(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
1969年登場のダックスホンダのイメージを現代風にアレンジして登場。鋼板プレスのT字型バックボーンフレームに、空冷4ストロークOHC123㏄エンジンを搭載。
ミッションには自動遠心クラッチ、足まわりは前後にキャストホイールとチューブレスタイヤを採用し前輪のみ作動する1チャンネルのABSを装備。この8月にカラーバリエーションを変更、新色ブラックと継続色で全3色となる。
Honda GROM
H-044(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
ユニークなスタイルに5速ミッションの123cc空冷単気筒エンジンを搭載するミニ・スポーツ。2023年モデルで令和2年排出ガス規制に適合。3月に発売された2024年モデルでは外観デザインをよりスポーティなものに変更。フロントブレーキのABSなど装備に変更はない。
また、ライディングの快適性を高める純正アクセサリーが各種設定された。
YAMAHA YZF-R125 ABS
Y-025(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
ヤマハのフラッグシップモデルYZF-R1と共通する水平基調の車体デザインに、ラムエア風のセンターダクト部にシングルヘッドライト、両サイドにLEDポジションライトを装備する原付二種スポーツ。
エンジンは、中低速での操作性を高めるVVA(可変バルブ)を採用することで過度なエンジンブレーキを抑え、全域で扱いやすいトルク性能を発揮。さらにアシスト&スリッパークラッチも装備する。
YAMAHA MT-125 ABS
Y-026(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
コンパクトなフロントマスクに、左右にインテークが配されたタンク、躍動感を強調するショートタイプのテールカウルなど、新世代のスポーツネイキッドMTシリーズのスタイリングを踏襲。
エンジンはVVA、アシスト&スリッパークラッチを装備。バーハンドルと専用設計されたリアフレームでモタードライクなポジションとなり、軽快なハンドリングと走りを可能としている。
YAMAHA XSR125 ABS
Y-027(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
ティアドロップ型のタンクに、タックロール表皮のシート、丸型のヘッドライト、メーター、テールランプを採用するXSRシリーズのスタイルを継承する原付二種のヘリテイジスポーツモデル。
ヘッドライトステーやサイドカバーに用意されたアルミ製パーツ、VVAが搭載された水冷単気筒エンジンとアップハンドルのポジションなど、各所にXSRらしさを表現している。
SUZUKI GSX-R125 ABS
S-026(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
長きに渡って国産唯一の125ccスーパースポーツだったGSX-R 125。レーシーなフルカウルを備え、スリムだが堅牢なスチール製フレーム、パワフルなDOHC水冷シングルエンジンによって、本格的なスポーツライディングにも対応できる。
2020年3月にハザードスイッチを追加するなどのマイナーチェンジ。2022年モデルで平成32年(令和2年)排出ガス規制に対応したアップデートが施された。
SUZUKI GSX-S125 ABS
S-027(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
125㏄スーパースポーツGSX-R125の水冷DOHCエンジンを、ねじれ剛性と軽さを兼ね備えたダイヤモンドフレームに搭載し、GSX-Sシリーズらしいネイキッドスタイリングに仕上げた。
アップハンドルのポジション設定で気負わずライディングを楽しめるのも魅力のひとつ。2022年モデルにて、平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合させている。
Kawasaki Z125 PRO
K-031(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
倒立フォークやオフセットレイダウンリアサスペンション、ペータルディスクなど本格装備を採用した原二スポーツ。熟成された空冷単気筒エンジンは優れた燃費性能も特徴。2020年10月に発売された2021年モデルが最終国内新規導入となっている。