まとめ:オートバイ編集部
第1位
カワサキ「Z900RS」「Z900RS イエローボールエディション」「Z900RS SE」
往年のZ譲りの美しさと爽快なパフォーマンス!
悲願の総合クラス王者に輝いたのはカワサキのZ900RS。2018年のデビュー以来、常に最強王者のハヤブサと王座争いを展開、これまで総合クラスでトップに立つことがなかったのが不思議な人気車だ。
今回1位に輝いた理由は、総合クラスならではの集計方式。1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイントで集計するため、まんべんなく票を集める必要があるのだ。今年ライバルのハヤブサと明暗を分けたのが1位得票数が圧倒的に多かったハヤブサに対し、Zは2位、3位投票の数が多く、総合ポイントで上まわる結果となった。
ストリートファイタースタイルのスポーツネイキッド・Z900をベースに、カワサキの偉大なる名車・Z1を想わせる、硬派でスポーティなデザインの外装を組み合わせ、伝統的な「カワサキらしさ」を濃厚に感じさせてくれる。この美しさは万人に共通なのだろう。
加えて、最新のビッグバイクらしい爽快なパフォーマンスも味わえる点も、カワサキファンだけでなく、さまざまなライダーからたくさんの支持を集めることにつながったと言えるだろう。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2100×865×1150mm |
ホイールベース | 1470mm |
シート高 | 800【810】mm |
最低地上高 | 130【140】mm |
車両重量 | 215《216》kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 948cc |
ボア×ストローク | 73.4×56.0mm |
圧縮比 | 10.8 |
最高出力 | 82kW(111PS)/8500rpm |
最大トルク | 98N・m(10.0kgf・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 17L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25.0° |
トレール | 98mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・180/55ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ300mmダブルディスク・Φ250mmシングルディスク |
燃料消費率 WMTCモード値 | 18.8km/L(クラス3-2)1名乗車時 |
乗車定員 | 2名 |
製造国 | 日本 |
メーカー希望小売価格 | 148万5000円《156万2000円》【170万5000円】(消費税10%込) |
JAPAN BIKE OF THE YEAR 2024 ランキング表
ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤーの総合クラスは、1位から3位までを指名投票していただき、1位投票に各3ポイント、2位投票に各2ポイント、3位投票に各1ポイントを加算して、その集計で順位を競うシステムとなっています。
ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー2024
総合クラスBEST10
順位 | メーカー | 車名 | POINT |
---|---|---|---|
1 | Kawasaki | Z900RS Z900RS YELLOW BALL EDITION Z900RS SE | 28159 |
2 | Honda | Dax125 | 26818 |
3 | SUZUKI | Hayabusa Hayabusa COLOR ORDER PLAN Hayabusa 25th Anniversary | 25599 |
4 | Kawasaki | Ninja ZX-4R SE Ninja ZX-4RR KRT EDITON Ninja ZX-4RR 40th Anniversary Edition | 25599 |
5 | YAMAHA | XSR900 GP | 19992 |
6 | Honda | Super Cub 50 | 19260 |
7 | Kawasaki | ELIMINATOR ELIMINATOR SE ELIMINATOR PLAZA EDITION | 17797 |
8 | Honda | CB400 SUPER FOUR | 16700 |
9 | Honda | CT125 HUNTER CUB | 14628 |
10 | Honda | CBR650R CBR650R E-Clutch | 14262 |
※このランキングは、月刊『オートバイ』2024年10月号で発表したものになります(投票期間は2024年5月31日~7月31日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。
まとめ:オートバイ編集部