月刊『オートバイ』&webオートバイで投票を募った「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」。この企画は読者のみなさまの投票によって、その年の人気ナンバーワン車種を決めるというお祭りです。果たして2024年、もっとも人気を集めた機種は何だったのか? 排気量関係なし「総合クラス」の結果を発表します!
まとめ:オートバイ編集部

第1位

カワサキ「Z900RS」「Z900RS イエローボールエディション」「Z900RS SE」

画像: Kawasaki Z900RS/Z900RS YELLOW BALL EDITION/Z900RS SE 総排気量:948cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:800mm/810mm(SE) 車両重量:215kg/216kg(イエローボールエディション) 税込価格:148万5000円/156万2000円(イエローボールエディション)/170万5000円(SE)

Kawasaki Z900RS/Z900RS YELLOW BALL EDITION/Z900RS SE

総排気量:948cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:800mm/810mm(SE)
車両重量:215kg/216kg(イエローボールエディション)

税込価格:148万5000円/156万2000円(イエローボールエディション)/170万5000円(SE)

往年のZ譲りの美しさと爽快なパフォーマンス!

悲願の総合クラス王者に輝いたのはカワサキのZ900RS。2018年のデビュー以来、常に最強王者のハヤブサと王座争いを展開、これまで総合クラスでトップに立つことがなかったのが不思議な人気車だ。

今回1位に輝いた理由は、総合クラスならではの集計方式。1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイントで集計するため、まんべんなく票を集める必要があるのだ。今年ライバルのハヤブサと明暗を分けたのが1位得票数が圧倒的に多かったハヤブサに対し、Zは2位、3位投票の数が多く、総合ポイントで上まわる結果となった。

ストリートファイタースタイルのスポーツネイキッド・Z900をベースに、カワサキの偉大なる名車・Z1を想わせる、硬派でスポーティなデザインの外装を組み合わせ、伝統的な「カワサキらしさ」を濃厚に感じさせてくれる。この美しさは万人に共通なのだろう。

加えて、最新のビッグバイクらしい爽快なパフォーマンスも味わえる点も、カワサキファンだけでなく、さまざまなライダーからたくさんの支持を集めることにつながったと言えるだろう。

画像: アナログ式のスピード&タコメーターを採用したレトロな雰囲気の2眼メーター。多彩な情報を表示する液晶パネルを中央にセット。

アナログ式のスピード&タコメーターを採用したレトロな雰囲気の2眼メーター。多彩な情報を表示する液晶パネルを中央にセット。

画像: 2025年モデルのSTDのカラーは、写真のキャンディトーンレッド。ゼファーなどを思わせる、落ち着いたシックな色合いだ。

2025年モデルのSTDのカラーは、写真のキャンディトーンレッド。ゼファーなどを思わせる、落ち着いたシックな色合いだ。

画像: 空冷のようにも見えるフィン付きの水冷エンジン。最高出力111PSで低中速域もパワフル、扱いやすさもピカイチだ。

空冷のようにも見えるフィン付きの水冷エンジン。最高出力111PSで低中速域もパワフル、扱いやすさもピカイチだ。

画像: 足つき性にも配慮した、ライダーの着座部分を絞り込んだシート。STDのシート高は800mmで、SEは810mmとなっている。

足つき性にも配慮した、ライダーの着座部分を絞り込んだシート。STDのシート高は800mmで、SEは810mmとなっている。

主なスペック・価格

全長×全幅×全高2100×865×1150mm
ホイールベース1470mm
シート高800【810】mm
最低地上高130【140】mm
車両重量215《216》kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量948cc
ボア×ストローク73.4×56.0mm
圧縮比10.8
最高出力82kW(111PS)/8500rpm
最大トルク98N・m(10.0kgf・m)/6500rpm
燃料タンク容量17L
変速機形式6速リターン
キャスター角25.0°
トレール98mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・180/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)Φ300mmダブルディスク・Φ250mmシングルディスク
燃料消費率 WMTCモード値18.8km/L(クラス3-2)1名乗車時
乗車定員2名
製造国日本
メーカー希望小売価格148万5000円《156万2000円》【170万5000円】(消費税10%込)
※《 》内はイエローボールエディション、【 】内はSE

JAPAN BIKE OF THE YEAR 2024 ランキング表

ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤーの総合クラスは、1位から3位までを指名投票していただき、1位投票に各3ポイント、2位投票に各2ポイント、3位投票に各1ポイントを加算して、その集計で順位を競うシステムとなっています。

ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー2024
総合クラスBEST10

順位メーカー車名POINT
1KawasakiZ900RS
Z900RS YELLOW BALL EDITION
Z900RS SE
28159
2HondaDax12526818
3SUZUKIHayabusa
Hayabusa COLOR ORDER PLAN
Hayabusa 25th Anniversary
25599
4KawasakiNinja ZX-4R SE
Ninja ZX-4RR KRT EDITON
Ninja ZX-4RR 40th Anniversary Edition
25599
5YAMAHAXSR900 GP19992
6HondaSuper Cub 5019260
7KawasakiELIMINATOR
ELIMINATOR SE
ELIMINATOR PLAZA EDITION
17797
8HondaCB400 SUPER FOUR16700
9HondaCT125 HUNTER CUB14628
10HondaCBR650R
CBR650R E-Clutch
14262

※このランキングは、月刊『オートバイ』2024年10月号で発表したものになります(投票期間は2024年5月31日~7月31日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。

まとめ:オートバイ編集部

JAPAN BIKE OF THE YEAR 2024 排気量帯別TOP10

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