カーボンニュートラル化の流れを受け、存続が難しくなってしまった原付一種、50ccクラス。今後はEVの時代となりそうだが、果たして第1位は……。月刊『オートバイ』&webオートバイで投票を募った「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2024」(50ccクラス)の結果を発表!
まとめ:オートバイ編集部

第3位

ヤマハ「ビーノ」

画像: YAMAHA Vino 総排気量:49cc エンジン形式:水冷4ストOHC2バルブ単気筒 シート高:720mm 車両重量:81kg 税込価格:21万4500円

YAMAHA Vino 

総排気量:49cc
エンジン形式:水冷4ストOHC2バルブ単気筒
シート高:720mm
車両重量:81kg

税込価格:21万4500円

愛らしいスタイルで人気のカジュアルスクーター

2023年に6位だったビーノが3位にランクアップ。全体に丸みを帯びていて愛嬌がある基本フォルムは継承しているが、2018年からはエンジンや車体などにホンダのコンポーネントを使ったモデルになっている。フロントカウルの内側には500mLのペットボトルが入るインナーボックスや12Vアクセサリーソケットを内蔵したグローブボックス、持ち手が太いバッグも掛けられる折りたたみ式の大型フックなど、日常使いに便利な機能を備えている。

画像: アナログ式の大型スピードメーターはスッキリしたシンプルなレイアウトを採用。文字盤も視認性が高く見やすいデザインだ。

アナログ式の大型スピードメーターはスッキリしたシンプルなレイアウトを採用。文字盤も視認性が高く見やすいデザインだ。

画像: シート下のトランクは20リットルの容量があり、ヘルメットや小物の収納に適している。開口部も大きく荷物を出し入れしやすい。

シート下のトランクは20リットルの容量があり、ヘルメットや小物の収納に適している。開口部も大きく荷物を出し入れしやすい。

主なスペック・価格

全長×全幅×全高1650×670×1015mm
ホイールベース1180mm
最低地上高105mm
シート高720mm
車両重量81kg
エンジン形式空冷4ストOHC2バルブ単気筒
総排気量49cc
ボア×ストローク39.5×40.2mm
圧縮比12.0
最高出力3.3kW(4.5PS)/8000rpm
最大トルク4.1N・m(0.42kgf・m)/6000rpm
燃料タンク容量4.5L
変速機形式Vベルト式無段変速
キャスター角26° 30'
トレール76mm
タイヤサイズ(前・後)80/100-10 46J・80/100-10 46J
ブレーキ形式(前・後)ドラム・ドラム
燃料消費率 WMTCモード値58.4km/L(クラス1)1名乗車時
乗車定員1人
製造国日本(本田技研工業)
メーカー希望小売価格45万1000円(消費税10%込)

第2位

ホンダ「クロスカブ50」「クロスカブ50・くまモン バージョン」

画像: Honda CROSS CUB50/CROSS CUB50・くまモンバージョン 総排気量:49cc エンジン形式:空冷4ストOHC2バルブ単気筒 シート高:740mm 車両重量:100kg 税込価格:30万8000円/31万9000円(くまモン)

Honda CROSS CUB50/CROSS CUB50・くまモンバージョン

総排気量:49cc
エンジン形式:空冷4ストOHC2バルブ単気筒
シート高:740mm
車両重量:100kg

税込価格:30万8000円/31万9000円(くまモン)

タフギアイメージの遊び心あふれる1台

アクティブなスタイルを持つクロスカブ50が、2023年同様のクラス2位に輝いた。アウトドアレジャーが楽しめるヘビーデューティーなイメージのモデルとあって、根強い人気がある。ガードに囲まれた丸形LEDヘッドライトやフォークブーツ、レッグシールドを撤去してフロントフェンダーを薄い小型なものに変更するなど、アウトドアギアのようなタフさと軽快感を両立したスタイルは、老若男女問わず幅広い層に人気がある。

見やすいアナログ式の大型スピードメーターの背景にはさり気なくカモフラージュ柄を施し、マフラーに装備されたスリット入りのヒートガードはつや消し黒仕上げとしてタフな雰囲気に仕上げている。14インチの小径スポークホイールを採用しているのも大きな特徴で、シート高が低く足つき性が良いのもポイントだ。

前傾シリンダーを採用した伝統の単気筒エンジンにも磨きがかかり、低回転域から粘る特性をキープしつつ軽快に吹け上がる特性。ロータリー式の4速ミッションを駆使することで市街地での快適な走りはもちろん、不整地でも想像以上の走破性を発揮する。

画像: クロスカブ50のタフなイメージを特徴付ける個性的なパーツが、LEDヘッドライトを囲む頑丈なスチール製のヘッドライトガード。

クロスカブ50のタフなイメージを特徴付ける個性的なパーツが、LEDヘッドライトを囲む頑丈なスチール製のヘッドライトガード。

画像: アナログのメーターユニットは盤面も大きく視認性に優れる。クロスカブはメーターを独立したケースにマウントするのが特徴。

アナログのメーターユニットは盤面も大きく視認性に優れる。クロスカブはメーターを独立したケースにマウントするのが特徴。

画像: スーパーカブ50と共通の空冷単気筒エンジンは、変速時のショックを軽減する2段クラッチを備えた49cc。パワーは3.7PS。

スーパーカブ50と共通の空冷単気筒エンジンは、変速時のショックを軽減する2段クラッチを備えた49cc。パワーは3.7PS。

画像: リトルカブと同様の前後14インチ径のホイールを装着。マフラーのヒートガードにスリットが開いているのが特徴だ。現行モデルはブラック仕上げ。

リトルカブと同様の前後14インチ径のホイールを装着。マフラーのヒートガードにスリットが開いているのが特徴だ。現行モデルはブラック仕上げ。

主なスペック・価格

全長×全幅×全高1840×720×1050mm
ホイールベース1225mm
最低地上高131mm
シート高740mm
車両重量100kg
エンジン形式空冷4ストOHC2バルブ単気筒
総排気量49cc
ボア×ストローク37.8×44.0mm
圧縮比10.0
最高出力2.7kW(3.7PS)/7500rpm
最大トルク3.8N・m(0.39kgf・m)/5500rpm
燃料タンク容量4.3L
変速機形式4速リターン
キャスター角26° 30´
トレール量57mm
タイヤサイズ(前・後)70/100-14・80/100-14
ブレーキ形式(前・後)ドラム・ドラム
燃料消費率 WMTCモード値69.4km/L(クラス1)1名乗車時
乗車定員1人
製造国日本
メーカー希望小売価格30万8000円/31万9000円(くまモン)(消費税10%込)

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