カーボンニュートラル化の流れを受け、存続が難しくなってしまった原付一種、50ccクラス。今後はEVの時代となりそうだが、果たして第1位は……。月刊『オートバイ』&webオートバイで投票を募った「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2024」(50ccクラス)の結果を発表!
まとめ:オートバイ編集部

第1位

ホンダ「スーパーカブ50」

画像: Honda Super Cub50 総排気量:49cc エンジン形式:空冷4ストOHC2バルブ単気筒 シート高:735mm 車両重量:96kg 税込価格:24万7500円

Honda Super Cub50 

総排気量:49cc
エンジン形式:空冷4ストOHC2バルブ単気筒
シート高:735mm
車両重量:96kg

税込価格:24万7500円

たゆまぬ改良で進化した世界中で愛された名機!

2023年に引き続きスーパーカブ50が50ccクラスでトップに輝いた。世界中でビジネスからホビーまで幅広く活躍する名車は誰もが知っている存在だし、ホンダは50ccモデルの生産終了を発表していることもあり、この結果にも納得といったところだ。

大型レッグシールドや前後フェンダーなど、丸みを帯びたボディラインは見ているだけでホッとする安心感がある。クラッチ操作を必要としないロータリー式4速トランスミッションを備えた前傾シリンダーのエンジンはスタイルこそ変わらないものの、内部には先端技術が詰め込まれている。

インジェクションの採用やフリクションロスの低減により優れた燃費性能を実現し、2段キャタライザー式エキゾーストマフラーの採用で環境にも配慮。前後スポークホイール&ドラムブレーキなど昔から変わらない部分も多いが、一部の装備は現代的なものに進化している。ヘッドライトは省電力かつ長寿命のLEDで、メーターパネルにもLEDインジケーターランプを採用。ルックス通り走行フィーリングは柔らかく、低重心で安定した走りが魅力だ。

画像: カブらしい表情は残しながら、明るさと長寿命を両立するLEDヘッドライトを採用。ウインカーは電球タイプのままだ。

カブらしい表情は残しながら、明るさと長寿命を両立するLEDヘッドライトを採用。ウインカーは電球タイプのままだ。

画像: 燃料計も装備する実用性の高いメーター。上部にはスーパーカブのロゴをあしらうなど、所有感を高める趣向も凝らされている。

燃料計も装備する実用性の高いメーター。上部にはスーパーカブのロゴをあしらうなど、所有感を高める趣向も凝らされている。

画像: 30km/h定地燃費でリッター105kmという驚異の省燃費を実現する、前傾シリンダーの「ヨコ型」空冷OHCエンジン。

30km/h定地燃費でリッター105kmという驚異の省燃費を実現する、前傾シリンダーの「ヨコ型」空冷OHCエンジン。

画像: 2017年から交換式のオイルフィルターを採用。ドレンボルト部にスクリーンフィルターを配置するなど、メンテナンス性も高めている。

2017年から交換式のオイルフィルターを採用。ドレンボルト部にスクリーンフィルターを配置するなど、メンテナンス性も高めている。

主なスペック・価格

全長×全幅×全高1860×695×1040mm
ホイールベース1210mm
最低地上高135mm
シート高735mm
車両重量96kg
エンジン形式空冷4ストOHC2バルブ単気筒
総排気量49cc
ボア×ストローク37.8×44.0mm
圧縮比10.0
最高出力2.7kW(3.7PS)/7500rpm
最大トルク3.8N・m(0.39kgf・m)/5500rpm
燃料タンク容量4.3L
変速機形式4速リターン
キャスター角26° 30´
トレール量72mm
タイヤサイズ(前・後)60/100-17・60/100-17
ブレーキ形式(前・後)ドラム・ドラム
燃料消費率 WMTCモード値69.4km/L(クラス1)1名乗車時
乗車定員1人
製造国日本
メーカー希望小売価格24万7500円(消費税10%込)

JAPAN BIKE OF THE YEAR 2024|原付一種50ccバイクの人気ランキングTOP10

順位メーカー車名POINT
1HondaSuper Cub 509264
2HondaCROSS CUB 50
CROSS CUB 50・くまモンバージョン
5570
3YAMAHAVino2131
3YAMAHAJOG
JOG DELUXE
1421
5HondaEM1 e:1160
6SUZUKIAddress V50824
7YAMAHAE-Vino767
8HondaGIORNO
GIORNO・くまモンバージョン
654
8HondaDunk654
10HondaGYRO CANOPY511
10SUZUKILET'S511

※このランキングは、月刊『オートバイ』2024年10月号で発表したものになります(投票期間は2024年5月31日~7月31日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。

まとめ:オートバイ編集部

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