ホンダのEクラッチを皮切りに、各社から続々と登場している新世代トランスミッション。ヤマハの「Y-AMT」は発進から停止までクラッチ操作が不要になるほか、シフトチェンジが素早くでき、スポーティさも向上するようだが、一体どれだけスゴいのか? 試乗記をお届けする。
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

ヤマハ「MT-09 Y-AMT」ライディングポジション・足つき性

シート高:825mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg

画像1: ヤマハ「MT-09 Y-AMT」ライディングポジション・足つき性

ライポジはマニュアル車と同じ。タンクのえぐれと張り出しが下半身を上手くホールドさせる。姿勢がアップライトなのと軽いので取り回しやすいし、車体、シートのスリムさでスペックの数字より足つき性はいい。

画像2: ヤマハ「MT-09 Y-AMT」ライディングポジション・足つき性

ヤマハ「MT-09 Y-AMT」各部装備・ディテール解説

画像: 5インチカラーTFTメーターはマニュアルミッションのMT-09と同じだが、Y-AMT車はATモードの「D」「D+」を表示するスペースが右上に追加される。

5インチカラーTFTメーターはマニュアルミッションのMT-09と同じだが、Y-AMT車はATモードの「D」「D+」を表示するスペースが右上に追加される。

画像: 上級グレードのMT-09SPに採用されたスマートキーシステムを搭載。キーフォブを携帯していれば簡単にイグニッションのON/OFFが可能だ。

上級グレードのMT-09SPに採用されたスマートキーシステムを搭載。キーフォブを携帯していれば簡単にイグニッションのON/OFFが可能だ。

ヤマハ「MT-09 Y-AMT」動画・写真

画像1: Yamaha Motor Europe - YouTube www.youtube.com

Yamaha Motor Europe - YouTube

www.youtube.com
画像2: Yamaha Motor Europe - YouTube www.youtube.com

Yamaha Motor Europe - YouTube

www.youtube.com

ヤマハ「MT-09 Y-AMT」主なスペック・燃費・製造国・価格

全長×全幅×全高2090×820×1145mm
ホイールベース1430mm
最低地上高140mm
シート高825mm
車両重量196kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒
総排気量888cc
ボア×ストローク78.0×62.0mm
圧縮比11.5
最高出力88kW(120PS)/10000rpm
最大トルク93N・m(9.5kgf・m)/7000rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角24°40′
トレール量108mm
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17(58W)・180/55ZR17(73W)
燃料消費率 WMTCモード値20.8km/L(クラス3・サブクラス3-2)1名乗車時
製造国日本
メーカー希望小売価格136万4000円(消費税10%込)

文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

ヤマハ「MT-09」関連のおすすめ記事

This article is a sponsored article by
''.