新たに発表された「GV250S ボバー」「GV250S-EVO シュプリーム」「GV250R アバンギャルド」はいずれも新開発の水冷60度VツインSOHCエンジンを搭載した248.8ccクルーザー。最高出力は25.6PS、最大トルクは2.04kgf・mで3車共通となる。
ヒョースン「GV250S ボバー」
新たな3機種の中ではスタンダードモデルとなる「GV250S ボバー」。すっきりとしたロー&ロングのボバースタイルが特徴。ホイール径は前16・後15インチで、3車共通となる。
フロントサスペンションは正立フォーク、リアサスペンションにはツインショックを採用。ヘッドライトは電球タイプでメーターはアナログと液晶の混合式。オーソドックな装備のため、価格が抑えられているのも魅力だ。
ヒョースン「GV250S-EVO シュプリーム」
「GV250S ボバー」の装備をアップグレードし、ネオレトロなスタイルを実現した「GV250S-EVO シュプリーム」。
LEDヘッドライトやフル液晶メーターを採用。前後サスペンションは倒立フォークとツインショックの組み合わせ。アルミカバー付きのエアクリーナーボックスを備え、高効率のエアインテークを実現し、中回転域の出力を向上させている。
ヒョースン「GV250R アバンギャルド」
「GV250R アバンギャルド」は現代的なデザインのモダンクルーザー。ツーリングでの快適性を高める装備類や、クラスを超えた仕様も特徴だ。
LEDヘッドライトとともに、シーケンシャルタイプのLEDウインカーを採用。メーターはフル液晶タイプで、スマートキーも備わる。
さらにベルトドライブを採用。前後サスペンションは、倒立フォークとモノショック。切削加工ホイールも存在感を放つ。カラーはマットブラックとマグネタイトブルーの2色が用意されている。
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3台の主なスペック・価格
GV250S Bobber | GV250S-EVO Supreme | GV250R Avant-garde | |
全長×全幅×全高 | 2080×750×1100mm | 2080×750×1100mm | 2175×788×1180mm |
ホイールベース | 1425mm | 1475mm | |
最低地上高 | 175mm | 155mm | |
シート高 | 710mm | 700mm | |
車両重量 | 172kg | 180kg | |
エンジン形式 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ60°V型2気筒 | ||
総排気量 | 248.4cc | ||
ボア×ストローク | 58.0×47.0mm | ||
圧縮比 | 11.2 | ||
最高出力 | 18.8kW(25.6PS)/9500rpm | ||
最大トルク | 20.0N・m(2.04kgf・m)/7000rpm | ||
燃料タンク容量 | 12.5L | 14L | |
変速機形式 | 6速リターン | ||
キャスター角 | 29° | 28° | |
トレール量 | 103mm | 97mm | 114mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ270mmシングルディスク・Φ250mmシングルディスク | ||
タイヤサイズ(前・後) | 120/80-16・150/80-15 | ||
メーカー希望小売価格 | 税込64万3500円 | 税込68万7500円 | 税込73万7000円 |
まとめ:西野鉄兵