トライアンフ「タイガースポーツ800」の特徴
オンロード主体の旅を快適に楽しめる新たなアドベンチャーモデル
トライアンフの3気筒アドベンチャーモデルである「タイガー」シリーズ。さまざまな排気量のモデルが展開されているなかで、タイガースポーツは、これまで「タイガースポーツ660」のみの設定となっていた。
新たな「タイガースポーツ800」は、新設計の798cc水冷DOHC3気筒エンジンを搭載している。最高出力は115PS、最大トルクは83Nmを発揮する。
タイガースポーツ660と同じく、長距離走行時の快適性とワインディングロードでのスポーツ性能に重きを置き、オンロード主体のツーリングを楽しみやすい車体構成となっている。
軽量なフレームを採用し、車両重量は214kgに抑えられた。フルアジャスタブルのサスペンションは前後ともショーワ製を採用。フロントブレーキはラジアルマウント式の4ピストンキャリパーとダブルディスクの組み合わせ。リアブレーキは、シングルピストンのスライディングキャリパーとディスクを備える。ホイール径は前後17インチで、ミシュランのスポーツツーリングタイヤ「ロード5」を装着。
LCD多機能メーターはTFTカラーディスプレイ搭載型で、スマートフォンとの接続も可能。ライディングモードは「スポーツ」「ロード」「レイン」の3種。トラクションコントロールはもちろん、コーナリングABS、クルーズコントロールといった電子制御装備も充実している。
シート高は835mmで足つきがよく、ライディングポジションはゆったり。スクリーンは手動で高さ調整が可能だ。燃料タンクは容量18.6Lを確保している。
ボディカラーは「グラファイト/サファイアブラック」「コスミックイエロー/サファイアブラック」「カスピアンブルー/サファイアブラック」「サファイアブラック」の4色。車両価格は「グラファイト/サファイアブラック」のみ税込139万5000円で、そのほかの3色は税込140万8000円となる。2025年2月から全国のトライアンフ正規ディーラーで販売される予定だ。
トライアンフ「タイガースポーツ800」のカラーバリエーション・価格
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トライアンフ「タイガースポーツ800」の動画・写真
トライアンフ「タイガースポーツ800」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2073×828×1303-1386mm |
ホイールベース | 1422mm |
シート高 | 835mm |
車両重量 | 214kg |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒 |
総排気量 | 798cc |
ボア×ストローク | 78.0×55.7mm |
圧縮比 | 13.2 |
最高出力 | 85kW(115PS)/10750rpm |
最大トルク | 84N・m/8500rpm |
燃料タンク容量 | 18L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 23.8° |
トレール量 | 99mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmダブルディスク・Φ255mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70 R17・180/55 R17 |
メーカー希望小売価格 | 139万5000円/140万8000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵