日本はもとより、世界中で大ヒット中のパーソナルコミューター、ホンダのPCX125が久々のモデルチェンジ! 今回からなんと2グレードとなり、装備を充実させた上級仕様の「DX」も追加されました! たゆまぬ進化を続ける新型PCX125の詳細をさっそくお届けしましょう!

大きなV字型のDRLが新鮮! 外装デザインが一層進化

画像: Honda PCX125 欧州仕様・2025年モデル 総排気量:125cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 シート高:763mm 車両重量:133kg

Honda
PCX125
欧州仕様・2025年モデル

総排気量:125cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
シート高:763mm
車両重量:133kg

画像: Honda PCX125DX 欧州仕様・2025年モデル 総排気量:125cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 シート高:763mm 車両重量:134kg

Honda
PCX125DX
欧州仕様・2025年モデル

総排気量:125cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
シート高:763mm
車両重量:134kg

PCXと言えば、その洗練されたスタイリングが特徴。スタイリッシュでシャープなフォルムは、これまで実用面重視のモデルが多かった125ccスクータークラスの概念をひっくり返すもので、上質でおしゃれな毎日のパートナーとして、幅広い層のユーザーから大好評となり、いまではライバル不在とも言える、独自の地位を築いています。

画像1: 大きなV字型のDRLが新鮮! 外装デザインが一層進化

そんなPCXの5代目となる新型は、従来型である4代目のコンセプトをさらに発展させたデザインを採用。従来型はパワークルーザーからインスピレーションを得た水平基調のフォルムでしたが、新型はそれを一層洗練させたフォルムとしています。

画像2: 大きなV字型のDRLが新鮮! 外装デザインが一層進化

大きく、特徴的なV字シェイプのLEDヘッドライトはさらに進化して、大きなライトレンズに沿ったDRL(デイタイム・ランニング・ライト)を採用。ウインカーはその両端に統合され、PCXらしい精悍なマスクがより洗練されたものとなっています。

画像3: 大きなV字型のDRLが新鮮! 外装デザインが一層進化

テールランプは「X」の文字をかたどったLEDでしたが、今回はデザインを変更。ウインカーランプを含めると「X」シェイプとなる、大型のコンビネーションランプとなりました。タンデム時に重宝する、ウイング状デザインの大型グラブバーも健在です。

画像4: 大きなV字型のDRLが新鮮! 外装デザインが一層進化
画像5: 大きなV字型のDRLが新鮮! 外装デザインが一層進化

シート高は763mmで、764mmだった従来型とほぼ一緒。トランクスペースは30.4L容量と発表されていますが、従来型も国内仕様は30Lなので、ほぼ同じと見ていいでしょう。エンジンは従来型をベースにECUのセッティングを変更。あわせてインジェクターが26→28mmへと大径化され、マフラーは触媒の位置が変更されています。パワースペックもほぼ一緒で、新型は排出ガス規制のユーロ5+に対応しつつ、これまで通りのパフォーマンスもしっかり確保されているようです。

装備充実、上級仕様の「DX」も登場!

画像1: 装備充実、上級仕様の「DX」も登場!

そして、新型のハイライトのひとつが、上級グレードとなる「DX」の登場。これまで、特別仕様車を除き、PCXは1グレード構成でしたが、今回から上級バージョンが追加されることになりました。

画像2: 装備充実、上級仕様の「DX」も登場!

スタンダードとの違いはその装備。DXには、新型フォルツァ350などにも採用された、5インチのカラーTFTメーターが採用されています。オプティカルボンディングの採用で視認性が高く、専用アプリを介してスマホと連携し、電話、メッセージ、ナビゲーション、音楽へ簡単にアクセス可能な「Honda RoadSync」にも対応しています。

画像3: 装備充実、上級仕様の「DX」も登場!

また、今回から、全グレードにシルバーのハンドルカバーが標準装備されています。これまではハンドルバーがむき出しでしたので、高級感を一層高めるアイテムが装備されたわけです。

画像4: 装備充実、上級仕様の「DX」も登場!

ちなみにスタンダードは従来通り、反転表示液晶の大型メーターを採用。大きく左右にレイアウトされたウインカーのインジケーターもそのまま継承されています。

画像5: 装備充実、上級仕様の「DX」も登場!

DXのもうひとつの大きな特徴はリアのサスペンション。DXにはリザーバータンク付きのショックユニットが採用されます(スタンダードは従来通りのショックユニット)。これは同じシャシーを使用する兄弟車のADV160のものと似たタイプのようですね。ちなみにフレームはダブルクレードルで従来型からの踏襲となります。

新型PCX125/DXのカラーバリエーション

DX

画像: レッド ※リリースに詳細なカラー名なし

レッド ※リリースに詳細なカラー名なし

画像1: マットディムグレーメタリック

マットディムグレーメタリック

画像1: パールスノーフレークホワイト

パールスノーフレークホワイト

画像: パールダークアッシュブルー

パールダークアッシュブルー

画像1: マットギャラクシーブラックメタリック

マットギャラクシーブラックメタリック

スタンダード

画像2: マットディムグレーメタリック

マットディムグレーメタリック

画像2: マットギャラクシーブラックメタリック

マットギャラクシーブラックメタリック

画像2: パールスノーフレークホワイト

パールスノーフレークホワイト

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新型PCX125/DXの主なスペック

全長×全幅×全高1935×740×1125mm
ホイールベース1315mm
最低地上高135mm
シート高763mm
車両重量133kg【134kg】
エンジン形式水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
総排気量125cc
ボア×ストローク53.5×55.5mm
圧縮比11.5
最高出力9.2kW(12.5PS)/8750rpm
最大トルク11.7N・m(1.19kg-m)/6500rpm
燃料タンク容量8.1L
変速機形式Vベルト無段変速
キャスター角26.5°
トレール量80mm
ブレーキ形式(前・後)Φ220mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)110/70-14M/C 50P・130/70-13M/C 63P
※【 】内はDX

新型PCX125/DXのプロモーションビデオ

画像: New 2025 PCX125: The Best View of the City | Scooter | Honda|Honda Motorcycles Europe- YouTube www.youtube.com

New 2025 PCX125: The Best View of the City | Scooter | Honda|Honda Motorcycles Europe- YouTube

www.youtube.com

新型PCX125/DXのフォトアルバム

レポート:松本正雅

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