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ホンダ「XL750トランザルプ」欧州仕様・2025年モデルの特徴
アフリカツインに寄せたフェイスデザインに!
2022年のEICMAで発表された後、2023年5月に国内販売が開始された「XL750トランザルプ」。新設計の755cc並列2気筒エンジンを、本格的なオフロード走行も想定した車体に備えるミドルアドベンチャーだ。
登場から2年の時を経て、初のモデルチェンジを受けた。
EICMA2024で発表された新型は、新たなLEDデュアルプロジェクターヘッドライトを搭載。フロントスクリーンの素材はバイオ由来のプラスチック「デュラビオ」を採用。これらで構成される新たなフェイスデザインは、CRF1100Lアフリカツインにインスパイアを受けたものだという。同時にカウル形状も見直され、ハンドリングの敏捷性の向上が図られた。
エンジンは従来モデルから引き継ぎ、最高出力91PS/9500rpm・最大トルク7.6kgf・m/7250rpmという数値に変更はない。ただ新型はエンジン側面を横切っていたブリーザーチューブの取りまわしを変更し、すっきりとした外観を実現している。
また、サスペンションの設定も見直された。オンロードでの快適性を維持しながら、荒れた路面での安定感を高めているという。
ボディカラーは国内では「ロスホワイト」1色のみの設定だが、欧州では3色ラインナップ。ロスホワイトに加え、新色の「グラファイトブラック」と「パールディープマッドグレー」が登場している。
なおホンダは2024年11月5日の段階で、この新型「XL750トランザルプ」を国内市場にも導入する予定だと発表している。
ホンダ「XL750トランザルプ」欧州仕様・2025年モデルのカラーバリエーション
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ホンダ「XL750トランザルプ」欧州仕様・2025年モデルの動画・写真
ホンダ「XL750トランザルプ」欧州仕様・2025年モデルの主なスペック
全長×全幅×全高 | 2325×838×1455mm |
ホイールベース | 1560mm |
最低地上高 | 210mm |
シート高 | 850mm |
車両重量 | 210kg |
エンジン形式 | 水冷4ストロークOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 755cc |
ボア×ストローク | 87×63.5mm |
圧縮比 | 11.0 |
最高出力 | 67.5kW/9500rpm |
最大トルク | 75N・m/7250rpm |
燃料タンク容量 | 16.9L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 27° |
トレール量 | 111mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmダブルディスク・Φ256mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-21M/C 54H・150/70R18M/C 70H |
まとめ:西野鉄兵