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カワサキ新型「KLX230SM」2025年モデルの特徴
各部をブラッシュアップし、より魅力的なモタードになった!
2022年10月に新発売されたモタードモデル「KLX230SM」。その後「KLX230 S」とともに一時はラインナップから落ちていたものの、カワサキは2024年春のモーターサイクルショーで新型を国内初公開し、再び注目を集めた。
そんな新型「KLX230SM」の詳細が明らかとなった。車両価格は税込61万6000円で、発売日は2025年1月13日だ。価格は前モデルから4万4000円増となっている。
エンジンやフレームは新型「KLX230」と共有しているが、このSMは前後17インチホイールとロードタイヤを装着。倒立フォークを備え、フロントのブレーキディスクも大径化されている。街中や峠道、サーキットを軽快に楽しめるよう仕立てられた。
エンジンは排気量232ccの空冷SOHC2バルブ単気筒。最高出力は18PS/8000rpm、最大トルクは1.9kgf・m/6400rpmを発揮する。新型はフューエルインジェクションのセッティングが変更され、低中回転域のパフォーマンスを向上している。
車体面では、キャスター角・トレール量の変更により、ハンドリングの軽快性を向上。ハンドルやステップ位置が見直され扱いやすさも高められた。リアサブフレームの形状や位置が調整されて、足つき性もアップしている。シート高は従来モデルより5mm低い840mmだ。
また、前後サスペンションのホイールトラベル量は最適化された(フロント204mm→188mm、リア168mm→223mm)。ホイールはブラック仕上げのアルミリムを採用している。
メーターはフルデジタル表示のLCDディスプレイ。Bluetoothを内蔵し、スマートフォンとの相互通信が可能になった。
ボディカラーはバトルグレーとファントムブルーの2色が用意されている。
カワサキ新型「KLX230SM」2025年モデルのカラーバリエーション
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カワサキ新型「KLX230SM」2025年モデルの主なスペック・燃費・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2035×845×1125mm |
ホイールベース | 1365mm |
最低地上高 | 220mm |
シート高 | 840mm |
車両重量 | 137kg |
エンジン形式 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 232cc |
ボア×ストローク | 67.0×66.0mm |
圧縮比 | 9.4 |
最高出力 | 13kW(18PS)/8000rpm |
最大トルク | 19N・m(1.9kgf・m)/6400rpm |
燃料タンク容量 | 7.6L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.9° |
トレール量 | 77mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ300mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70-17M/C 54P・120/70-17M/C 58P |
燃料消費率 WMTCモード値 | 34.7km/L(クラス3-2)1名乗車時 |
製造国 | インドネシア |
メーカー希望小売価格 | 61万6000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵