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カワサキ「KLX230 シェルパ」の特徴
ハンドガードやスキッドプレート、スタックパイプなどを標準装備
カワサキは2024年11月8日、新型「KLX230」・「KLX230 S」・「KLX230SM」の国内仕様車を正式発表した。これらは2024年春のモーターサイクルショーなどでも展示され、すでに発売が告知されていたモデルだ。
しかし「KLX230 シェルパ」は、そういったショーイベントに登場することなく、いわばサプライズでの発表となった。1990年代後半から2000年代にかけて発売された「スーパーシェルパ」を想起させる、細身でアウトドア感満点のスタイルに仕上げられている。
基本コンポーネンツは、その名のとおり新型「KLX230」シリーズと共有している。ホイール径は前21・後18インチでオフロードタイヤを装着。最低地上高は240mm・シート高は845mmで、この数値は新型「KLX230 S」と共通であることから、シリーズの中でもっとも近しい機種は「KLX230 S」となるだろう。
エンジンは排気量232ccの空冷4ストSOHC2バルブ単気筒。最高出力18PS/8000rpm、最大トルク1.9kgf・m/6400rpmを発揮する。数値は新型KLX230シリーズすべて共通だ。
大きな特徴となってなっているのは、装備群。ハンドガード、アルミスキッドプレート、スタックパイプなど、“シェルパ”の名にふさわしいトレッキングムードを高めるパーツが標準装備されている。
ヘッドライトはシリーズ共通のLEDタイプを採用。メーターも共通のLCDディスプレイで、スマートフォンとのBluetooth接続も可能。ABSは標準装備されており、必要に応じてオフにすることもできる。これも新型「KLX230」シリーズすべてに通ずる機能だ。
ボディカラーはシリーズでもっとも多い3色の設定。「ホワイティッシュベージュ」「ミディアムスモーキーグリーン」「ミディアムクラウディグレー」のいずれも、自然と調和する柔らかなカラーリングとなっている。
車両価格は税込63万8000円。一度発売延期になった後に決定した発売日は、2024年12月25日。
カワサキ「KLX230 シェルパ」のカラーバリエーション
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カワサキ「KLX230 シェルパ」の動画・写真
カワサキ「KLX230 シェルパ」の主なスペック・燃費・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2080×920×1150mm |
ホイールベース | 1365mm |
最低地上高 | 240mm |
シート高 | 845mm |
車両重量 | 134kg |
エンジン形式 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 232cc |
ボア×ストローク | 67.0×66.0mm |
圧縮比 | 9.4 |
最高出力 | 13kW(18PS)/8000rpm |
最大トルク | 19N・m(1.9kgf・m)/6400rpm |
燃料タンク容量 | 7.6L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.6° |
トレール量 | 96mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ265mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 2.75-21 45P・4.10-18 59P |
燃料消費率 WMTCモード値 | 34.7km/L(クラス3-2)1名乗車時 |
製造国 | インドネシア |
メーカー希望小売価格 | 63万8000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵