まとめ:西野鉄兵
▶▶▶写真はこちら|「CMX500レブル」「CMX500レブル Sエディション」2025年モデル(16枚)
ホンダ「CMX500レブル」欧州仕様・2025年モデルの特徴
ハンドルバーの位置変更、シートの素材変更などを実施し快適性をアップ
ホンダ「レブル500」の欧州仕様車「CMX500レブル」がマイナーチェンジし、2025年モデルとして2024年10月23日に現地で発表された。
「レブル500」と兄弟モデルの人気車「レブル250」は共通の車格で、レブル500は471cc並列2気筒エンジン、レブル250は249cc単気筒エンジンを搭載している。欧州で発表された新型「CMX500レブル」は車体に関するアップデートも多く、国内の次期モデルでは500/250の両車にも適用されるかもしれない。
新型「CMX500レブル」はライダーの快適性に重点を置いてアップデートを行なったという。ひとつはシートの素材変更で、新しいウレタンフォームが採用された。長距離走行時の疲れにくさに貢献してくれそうだ。シート高は国内現行モデルと同様の690mmで変更はない。
また、ハンドルバーの位置も快適性を高めるために微調整された。それに伴ってか、車体の全幅が従来の820mmから810mmに変更されている。
細かなところではリアショックのバンプストップラバーも変更された。さらにLCD液晶メーターの視認性をアップ。デザインや機能は変わらず、明るい日差しのもとでの見やすさを向上させている。
エンジンは従来の最高出力・最大トルクを維持したまま、欧州の新たな排出ガス規制ユーロ5+に対応。ECUのセッティングと排気系の調整が施された。
ボディカラーは新色「マットディムグレーメタリック」と継続色「マットガンパウダーブラックメタリック」の2色。それに加えて、“Sエディション”の新色「キャンディエナジーオレンジ」と継続色「マットガンパウダーブラックメタリック」の計4モデルが欧州では発売される。
Sエディションは、ヘッドライトカウルやフォークブーツ、ダイヤモンドステッチが施されたシート、ブロンズカラーのホイールを専用で装備している。
ボディカラーに関しては、欧州モデルで先行発表された後に国内に導入された例もあれば、国内では未発売のまま現地で次のカラーチェンジを迎えたこともある。日本仕様車がどの色で発売されるのかは正式発表されるまで分からない。
ホンダ「CMX500レブル」欧州仕様・2025年モデルのカラー・人気投票
【アンケート】 あなたはどのモデルが好きですか?
お好きなモデルをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました。
ホンダ「CMX500レブル」欧州仕様・2025年モデルの主なスペック
全長×全幅×全高 | 2205×810×1090mm |
ホイールベース | 1490mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 690mm |
車両重量 | 191kg(Sエディションは192kg) |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 471cc |
ボア×ストローク | 67×66.8mm |
圧縮比 | 10.7 |
最高出力 | 34kW/8500rpm |
最大トルク | 43.3N・m/6000rpm |
燃料タンク容量 | 11.2L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 28° |
トレール量 | 110mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ296mmシングルディスク・Φ240mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 130/90-16M/C 67H・150/80-16M/C 71H |
まとめ:西野鉄兵