モタードのDR-Z4SMと同時に2024年11月のEICMA(ミラノショー)のステージを飾ったDR-Z4S。かつてのDR-Z400Sの後継となる本格トレールモデルで、新設計フレームに強力なDOHCシングルエンジンを搭載している。
まとめ:オートバイ編集部
まとめ:オートバイ編集部
スズキ「DR-Z4S」特徴
スズキの情熱を感じる完成度の高さと充実装備
DR-Z4SMの兄弟車であるデュアルパーパスモデル・DR-Z4Sもミラノショーのスズキブースを飾った1台。前モデルに相当するDR-Z400SがSMと同様に2009年型で終了したことを考えれば、こちらも16年ぶりの復活となるわけだ。
エンデューロレーサーのDR-Z400と同時開発され、強力なDOHCエンジン、高剛性フレーム、贅沢な前後サスペンションなど、前モデルはハイレベルな仕上がりが自慢だったが、今度の新型も期待以上の仕上がりだ。エンジンはあらゆるパートが見直されたほぼ新設計と言うべきユニットで、これをツインスパーフレームに搭載。パワーモード切り換えのSDMSも搭載し、ABSは前後ともにOFFにできるなど、スズキの力の入れようがうかがえる出来栄えとなっている。
足まわりも大きく変わり、ついに待望の倒立フォークを採用。サスペンションも前後KYB製に変更されており、どのような走りを見せるのか、今から楽しみ。北米・欧州では2025年4月から発売予定であることが発表されている。国内発売の可能性も高そうな期待のニューモデルだ。
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